ねたきリ老人がいない欧米と日本の違い
欧米では終末期医療はしないためねたきリ老人がいないと本に書かれた先生がいます。なぜ、日本では高カロリー輸液や、経管栄養、胃瘻などが頻繁に行われるのか?
私は内服に対する考え方の違いが大きいと思います。日本では食べられなくなっても内服させようとします。その結果、鼻から管を入れて経管栄養が始まります。
その続きで、鼻からだとかわいそうだからと胃瘻になります。また、食べられなくなれば餓死すると思い、高カロリー輸液が始まるのだと思います。
でも、高カロリーの方がよくないこともたくさんあるのです。カロリーが入らなければ、身体がしんどいだろうと思うんだと思います。
国民性の違いで、日本での終末期医療は変わらない気がします。それと、厚労省が相変わらず支払いをしてくれるので、儲かる方に人は動くでしょう。国が寝たきりを増やしているんですよ。