高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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身長が高い人のほうががんになりやすいそうです

Posted on: 火曜日, 11月 10th, 2015 in: クリニックより

スエーデンの研究で、身長が高い人のほうががんになりやすいという結果が出たそうです。他にも、身長とがんの関係は報告があるそうです。

身長が伸びるという遺伝子の情報や、身長が伸びた生活環境がかかわっているのではないかと解析されていましたが、詳しいことはわかっていません。

私は、統計がとりやすかったからそうなっただけだと思います。体重は時期によってかなり変わるので統計がとりにくいと思います。でも、身長は変わりませんから。

栄養の計算も変動がある体重で考えるのではなくて、変化がない身長で考えます。必要なカロリーや栄養素は、身長から計算するのです。

年をとったら、背骨が圧迫骨折を起こし徐々に身長も縮んでいきます。そうなったら、必要な栄養も少なくなっていくのだと思います。

認知症は不治の病で終末期と考えたほうがいいようです

Posted on: 月曜日, 11月 9th, 2015 in: クリニックより

認知症は経過も長いので、不治の病と知っていましたが、終末期と考えるとは思っていませんでした。でも、重度になると体も動かなくなり食べなくなり死にいたるようです。

なので、認知症が始まったころにエンディングノートを作成しておいた方が良いようです。延命処置を希望するかどうか、本人に判断能力が残っている間に聞くのです。

延命処置に関しては、現場ではかなり難しい問題です。家族がいて、本人が望んでいなかったと聞けば、話が早いのですが、家族もいないし、本人の意思の確認もしていない場合、延命処置をすることになってしまいます。

延命処置と緩和処置はまったく別物ですが、ごちゃ混ぜにされている方も多くいます。緩和処置は痛みや苦痛をとる治療で延命とは違います。

延命処置とはもう助からないとわかっているのに、心臓が止まるのを阻止するもので、高齢者には行うべきではないと思います。

延命してほしくない人は、免許証の裏に手書きで延命拒否と書いて、サインして置いてください。

ボディービルダーにいい話を聞きました

Posted on: 日曜日, 11月 8th, 2015 in: クリニックより

本物のボディービルダーがINBODYの測定に来てくださいました。その時、大会に出る前の体の調整の話を聞きました。

炭水化物を取って、ナトリウムを制限して、カリウムを取って皮下脂肪の水分を浸透圧で筋肉のほうに引き込むそうです。その結果、皮膚の下の筋肉が浮いて見えるようになるようです。

十分納得できる話です。栄養士の話よりよっぽど真実味があります。だって、実行して結果を見ているからです。どうすれば体の水分や、筋肉、脂肪をコントロールできるのかは彼らが一番知っています。

SGLT2が筋肉を溶かして血糖値に変えてしまうんじゃないかという話は、彼らを見ているとありえないなと思います。筋肉というのはすごいもので、体の中の水分分布を調整しています。

だから、筋肉が必要なのです。是非、筋トレをしてください。

認知症についての情報

Posted on: 土曜日, 11月 7th, 2015 in: クリニックより

認知症予防財団というのがあって、そこに認知症予防の方法や、認知症の方との付き合い方などが書いてあります。

まず驚いたのは、動物性脂肪を控えるという言葉でした。動物性脂肪がよくないことは、糖尿病の治療でもたびたび出てきますが、認知症にも出てくるのかと思いました。

それ以外は、ありきたりだなと思いました。認知症予防の運動もよく聴きますが、効果は疑問だという意見も聞きます。運動の質によるんだと思います。

介護の提案では妄想には話をあわせるとありました。幻覚、幻聴は脳が作り出しているものなので、周りの人に見えなくても、本人には見えています。

だから、否定したら絶対にだめなんです。見えてても悪さしないから大丈夫といって安心させないとなりません。いい言葉が多いので、是非読んでみてください。

救急医療中心の仕事ができるようになりました

Posted on: 金曜日, 11月 6th, 2015 in: クリニックより

救急中心で、救急から入院した患者さんの治療をするという一番望んでいた環境に出会うことができました。救急を断らずに受けようとすると、ノルマが無いほうがいいのです。

手術や検査などのノルマがあると、それをしている間は救急は取れないからです。しかし、こういった環境はなかなか手に入りません。救急の件数に変動があるからです。

検査などは、何件こなせば病院がいくら儲かるか数字に出ますが、救急はそういったことがありません。そのため、検査もして、救急も見てくれということになるのです。

どんな救急もとることにすれば、どんな分野の病気も見ることになります。問い合わせの内容から、脳疾患かなと思っていても、来て見たら心臓疾患だったなんてこともあるからです。

わたしは、どんな分野でもある程度わかるので、救命救急向けの医者なんですよ。

にんじんが目にいいそうです

Posted on: 木曜日, 11月 5th, 2015 in: クリニックより

にんじんに含まれるカロチノイドが黄斑変性症になるのを防ぐので目にいいらしいです。カロチノイドは赤ピーマンやブロッコリなどにも含まれているようです。

緑黄色野菜は漠然と体にいいといわれてきました。なので、栄養指導のときはなるべく取るように指導するのですが、取れていないと思います。

にんじんとピーマンは細切りにしてごまドレッシングに和えておけばしんなりして食べやすくなります。千切りするのに、スライサーなどを使ってみましたが、うまくいきません。

包丁で細かく千切りにするのが一番いいのですが、スライサーで薄切りにだけして、包丁で千切りにしても良いでしょう。

スライサーは手を切りやすいので、できたら使いたくないんですけどね。。。

プラザキサの中和剤ができたようです

Posted on: 水曜日, 11月 4th, 2015 in: クリニックより

プラザキサなどワーファリンに代わる新薬が続々出てきています。ところが、ワーファリンに使える中和剤があるのに、中和剤がないことが問題でした。

でも、ワーファリンの半減期がとても長いのに、新薬は24時間から12時間と短く、休薬するだけで対処できるだろうとのことでした。

とはいっても、出血が起きだすと何時間も待ってられません。新薬のほうが副作用も少なく、調整の必要もないので、ワーファリンよりずっといいのに、あまり普及しない理由になっていたと思います。

ところが、中和剤が出るなら、使いやすくなるので、ワーファリンからの切り替えが進むと思います。ワーファリンは食事量や内容によっても濃度に影響して、飲んでたら大丈夫という薬ではなかったのです。

しかし、もう一点問題があります。これは、”大人の理由”になります。血中濃度を毎月測って、管理加算が取れるから、医療機関としては変更したくないのかもしれません。

不眠症というとんでもない落とし穴

Posted on: 火曜日, 11月 3rd, 2015 in: クリニックより

不眠症を訴える人は落とし穴に落ちてしまったかのようです。まず、眠らなくてはならないという強い思い、眠れなくてもいつかは眠れるようになるはずなのに。。。

眠れない原因を探すべきです。明日しようと思っているたんすの整理かもしれません。だったら、先にたんすを整理してしまったらいいのです。

眠れないと言ってきた人に、起きる時間を同じにしてくださいと言いました。眠れないのに、起きることを考えるのですか?と聞かれましたが、そうなんです。

寝る時間を決めるのではなくて、起きる時間を決めるのです。眠りが浅い日もあります。それはあきらめるのです。次の日に深い眠りにつけるかもしれないからです。

眠りにこだわるあまりに、眠れなくなってしまっている人は落とし穴に落ちてしまったんだと思います。考え方をガラッと変えて、穴から這い出してきてほしいって思います。

経験した者にしかわからないこと。。。。

Posted on: 月曜日, 11月 2nd, 2015 in: クリニックより

病気になったものにしかわからないことがあります。低血糖発作は起こしたものにしかわからない恐怖があります。かといって、血糖値ばかり心配するのもどうかと思います。

病院では当たり前に行われている、スライディングスケール。私は、短期間で終わらせます。一日に頻回に行われる血糖測定は、私は嫌いですとバイト先の院長に話していました。

血糖の変動がどうなのかがわかって、必要なインスリン量がわかれば、頻回にとる必要はありません。それでも、見ておいたほうが安心だという考えもあります。

なぜ、頻回にとるのが嫌いかを説明してやっとわかってもらえました。”自分で何度も血糖値を測っていましたが、指先が痛くて、困りましたから”

指示するだけの側にはわからないことです。される人も、されるのが当たり前だと思ったら、文句も言いません。でも、痛いことは誰でもいやですから。。。

クリニックの周辺マップをリニューアルしました

Posted on: 日曜日, 11月 1st, 2015 in: クリニックより

クリニックで薬局の案内に使っている周辺マップをリニューアルしました。手書きで作っていましたが、イラストレーターで作るようにしました。そのほうがメンテナンスが楽だからです。

すでに無くなってしまっているお店もあり、時の流れを感じました。おすすめの店を乗せていますが、今回、黒門市場のマップも入れました。地下鉄で一駅なので、是非行ってほしいからです。

心斎橋も黒門市場も中国の旅行者でいっぱいです。その影響で、店のスタッフにも中国の方が増えています。最近、サバの店の中国人の女の子と親しくなりました。

彼女が買っているねこを見せてもらっています。先日、いなくなって大騒動だったそうです。同じようながらのねこが死んでいて、まさかと驚いたようです。でも、出てきたようです。

うれしそうにねこを見せてくれて、私たちも違う楽しみができました。サバを売っている店にねこが寝ているなんて面白い光景だと思いませんか?