認知症は不治の病で終末期と考えたほうがいいようです
認知症は経過も長いので、不治の病と知っていましたが、終末期と考えるとは思っていませんでした。でも、重度になると体も動かなくなり食べなくなり死にいたるようです。
なので、認知症が始まったころにエンディングノートを作成しておいた方が良いようです。延命処置を希望するかどうか、本人に判断能力が残っている間に聞くのです。
延命処置に関しては、現場ではかなり難しい問題です。家族がいて、本人が望んでいなかったと聞けば、話が早いのですが、家族もいないし、本人の意思の確認もしていない場合、延命処置をすることになってしまいます。
延命処置と緩和処置はまったく別物ですが、ごちゃ混ぜにされている方も多くいます。緩和処置は痛みや苦痛をとる治療で延命とは違います。
延命処置とはもう助からないとわかっているのに、心臓が止まるのを阻止するもので、高齢者には行うべきではないと思います。
延命してほしくない人は、免許証の裏に手書きで延命拒否と書いて、サインして置いてください。