高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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オーダーメイドのカバンが出来上がってきました

Posted on: 月曜日, 11月 7th, 2016 in: クリニックより

牛革のバックをオーダーして3か月、やっと出来上がってきました。思った以上に赤のラインがきれいで、柔らかくて肌触りがいいです。使うのがもったいない感じです。

オーダーメイドの皮の鞄は、谷町あたりにもいくつか店がありました。でも、デザインがピンとこなかったのです。今回は、デザイン、手触りともに合格です。

セミオーダーですが、オーダーって意外と難しいんですよね。既製のものに慣れている日本人だからかもしれません。コースメニューなども決まっている方が楽ですもの。

でも、私はなるべくアラカルトで注文します。コースだと、食べたくないものまで出てくるからです。アラカルトにして、食べたいものだけ食べるのが好きです。

コース料理を卒業してみませんか?人生も決められたコースよりアラカルトでいろいろあったほうが楽しいと思いますよ。

人が賢くなったのは脳が大きくなったからではないそうです

Posted on: 日曜日, 11月 6th, 2016 in: クリニックより

人間が賢くなったのは、脳が大きく発達したからだと思われていたそうです。でも、最近の研究で脳の大きさより、血流量が関係するとわかったそうです。

確かに、脳が活発に活動するためにはエネルギー源となる糖質が必要で、それは血液と一緒に運ばれます。なので、血流量が多いほうが脳へエネルギー補給が出来て活発に活動できます。

では、高血糖だったら、少量の血液でまかなえるから血流量の増加は必要ないのでしょうか?たぶん、間違いです。高血糖になると意識混濁するぐらいなので、脳には良くないのです。

少量の糖質がたくさん流れてくるほうが、脳にとってはいいんだと思います。脳の血流量は、MRIを取るとわかりやすいかもしれません。血管が豊富な人のほうが血流も多いでしょう。

キーボードにはこだわっています

Posted on: 土曜日, 11月 5th, 2016 in: クリニックより

クリニックで使っているキーボードは事務用も含めてすべて高価なキーボードです。キーボードにかなが印字されていないこともこだわっています。

事務は少し暗いところでの作業なので、バックライトのあるものを使っています。キーボードはもともとパソコンについてきますが、多くは安物です。安物を使っていると疲れます。

もともとブラインドタッチの練習をタイプライターでやっていたので、キーを押す力も少し強いようですが、いいキーボードは少しの力でも入力できるようです。

大きな電気屋さんではキーボードを触って見れるようになっているので、キータッチを経験してみてください。微妙な違いなのですが、優れたキーボードは本当に気持ちよく入力できるのです。

頑固なお年寄りの攻略方法?

Posted on: 金曜日, 11月 4th, 2016 in: クリニックより

頑固なお年寄りにはよく手を焼きます。特に医療関係者は困りものです。先日も、救急車で運ばれてきたのに、治療拒否。。。そんなときは、ほったらかしにします。

看護師が説得して、採血検査と点滴は了解したようですが、レントゲンとCTは拒否。。。奥さんが来られるまで待ちましたが、言う事を聞きません。

でも、ようやくレントゲンとCTを取ってくれて、肺炎がわかり、ご高齢だと含気率が高いので、単純のレントゲンでは写らないことも説明し、納得いただけました。

ところが、原因は保育園でうつされた孫が家族にうつして、自分にうつったと言い張ります。それは、本当かどうか不明ですが、すぐ仕事に戻るというので、患者にうつす気ですか!と言いました。

ようやく納得してくれて、自宅に戻ってくれることになりました。定年をもうとっくに超えているのに、現役で働いておられるので、感心するとともに、もう少しがんばってほしいと思いました。

昭和36年から始まった久山町研究という有名な研究があります

Posted on: 木曜日, 11月 3rd, 2016 in: クリニックより

久山町研究とは医療業界で有名な研究です。研究が始まったのが、昭和36年というので私が生まれた年です。生活習慣病について疫学調査が行われています。

久山町の人口分布が日本の平均と似ているため、日本のミニチュアとして考えられているそうです。研究の結果からは、HbA1cが高い目でも脳梗塞や狭心症などを起こすことがわかっています。

空腹時血糖異常(IFG)や耐糖能異常(IGT)でも、合併症が起きることもわかってきています。精製されていない穀物や豆や海草を食べたら、予防できることもわかっています。

でも、久山町は福岡市の郊外だそうです。”標準的な日本人”と言われていますが、都会と地方ではかなり違うんじゃないかって思います。

今までうのみにしていた研究ですが、今になって何か違うかもしれないと思うようになりました。

糖尿病だと化膿しやすいわけ

Posted on: 水曜日, 11月 2nd, 2016 in: クリニックより

糖尿病で、血糖値が高いと化膿しやすいし治りにくい事は良く知られています。でも、どうしてそうなるのかいまいちわかりませんでした。

血糖値が高いと、甘いジュースのような血液になるので、ばい菌が繁殖しやすいのだろうと思っていました。実は、高血糖だと白血球が細胞に運ばれず、細菌を排除できなくなるそうです。

また、好中球の働きが低下するために、感染症にかかりやすくなり、末梢神経がダメージを受けるから、炎症が起きても気づくのが遅れるようです。

糖尿病の人の膀胱炎は普通の人より3倍近くも起こりやすいそうです。膀胱に尿を3時間以上ためたままにすると細菌が繁殖しだすようです。

いずれにしても、高血糖が原因なので、糖尿病であってもちゃんとコントロールできていれば問題ないはずです。

 

やっと糖尿病性網膜症のことがわかりました

Posted on: 火曜日, 11月 1st, 2016 in: クリニックより

糖尿病の方には早めに眼科受診するようにいつも言っています。眼科に行くと、光凝固が必要だといわれたと患者さんから報告されることもあります。

自分でも眼科に行ってますが、光凝固がどんなものか経験がないので、よくわかっていませんでした。糖尿病性網膜症の特集記事をよんでもいまいち理解できませんでした。

今回、さかえという患者さん向け雑誌の記事を呼んでようやく意味がわかりました。結局、分野外だったら患者さん向けの説明レベルまで下げてくれないとわからないのです。

レーザーによる治療は、網膜症でも比較的早期の治療だと知りました。もっとひどい段階の処置は、もっとびっくりするものでした。

こんなことになる前に眼科に行ってくださいと、写真を見せて説明すれば、理解してもらいやすいと思います。

亜急性甲状腺炎が発見してもらえなかったそうです

Posted on: 月曜日, 10月 31st, 2016 in: クリニックより

首が痛くて、夕方になると熱が出て、あちこち行ったけど、風邪でしょうと言われたそうです。のどが痛いというので、風邪と思われたかもしれません。でも、本人は、首を触っていたかったといいます。

甲状腺じゃないでしょうかとも言ったそうです。違いますと否定されたそうです。最後は大学病院へ行って診断されたそうです。甲状腺ホルモンがたくさん出ていたそうです。

うちにくれば、すぐに分かったのにといいました。でも、何の病気かわからなかったから、といいます。開業医は、オールマイティじゃなきゃいけないので、どこに行っても診断つけてもらえないとならないんですが。。。

亜急性甲状腺炎はほっといても治るので、心配ないのですが、しんどかったようで、なまけ病だと家族に言われていたそうです。それは、ひどいですね。しんどかったと思いますよ。

目の手術を受けて、ストレスが増えてしまった方がいます

Posted on: 日曜日, 10月 30th, 2016 in: クリニックより

目の手術を受けて、よく見えるようになったのに、そのせいでストレス満載になった方がいます。年相応に見えなくなってくるというのは、意味があったのかもしれません。

ストレス満載になった理由は、よく見えるようになって自分のしわが気になって仕方なくなったようです。私から見ると、年相応で、以前と変わりないのですが、本人はそんなにしわがないと思っていたようです。

掃除でも同じことが言えます。一か所掃除したら、あちこち気になって掃除をしてしまいますよね。美容手術はある種そういうものかもしれません。一か所手術するとほかも手術したくなるんです。

何も手を加えないのがいいのかもしれません。年相応に、目も悪くなる方がいいんでしょうね。

高齢者の糖尿病治療を変更していっています

Posted on: 土曜日, 10月 29th, 2016 in: クリニックより

施設入所の高齢者がインスリンを打つと、何かと問題が生じます。病院と違って、夜は看護師がいないので、低血糖や高血糖になったら大変なのです。

高齢者は急に食べなくなったりするので、インスリンだと看護師の心配も付きまといます。残存膵機能を調べて、可能であればインスリン以外の治療へ変更しています。

変更途中で高血糖になったらどうしましょうと相談されました。血糖値を頻回にはかりましょうか?ともいわれましたが、測らなくていいといいました。意識障害を起こすようなら、病院へ搬送してくれと言ってます。

施設でとやかくするより、病院で対応したほうがいいからです。治療変更がうまくいったかどうかは1週間から1か月かかります。結果がわかるまでは、私も落ち着きませんけどね。。。。