昭和36年から始まった久山町研究という有名な研究があります
久山町研究とは医療業界で有名な研究です。研究が始まったのが、昭和36年というので私が生まれた年です。生活習慣病について疫学調査が行われています。
久山町の人口分布が日本の平均と似ているため、日本のミニチュアとして考えられているそうです。研究の結果からは、HbA1cが高い目でも脳梗塞や狭心症などを起こすことがわかっています。
空腹時血糖異常(IFG)や耐糖能異常(IGT)でも、合併症が起きることもわかってきています。精製されていない穀物や豆や海草を食べたら、予防できることもわかっています。
でも、久山町は福岡市の郊外だそうです。”標準的な日本人”と言われていますが、都会と地方ではかなり違うんじゃないかって思います。
今までうのみにしていた研究ですが、今になって何か違うかもしれないと思うようになりました。