高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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血糖値のコントロールがいいと高い血糖も自覚できるようです

Posted on: 月曜日, 12月 7th, 2015 in: クリニックより

血糖値のコントロールが良くなってくると、血糖値が高いと体調で分かるそうです。低血糖はわかりやすいのですが、高血糖もわかるようになると聞きました。

高血糖ばかり続いていたころは、わからなかったことだそうです。確かに、血糖値が200代ぐらいだとむしろ体調はよく感じると思います。頭の回転も速くなります。

ところが、高血糖ばかり起こしているとびっくりするような値でも本人は気が付かなくなります。それが、一番怖い状況です。高血糖になりすぎると昏睡を起こしますから。

血糖値500以上で昏睡になると言われていますが、実際は500以上でも全く平気で通院してきた方もいますし、1000以上あってもしんどくないとおっしゃる方もいらっしゃいました。

さすがに2000では昏睡で救急搬送されたようですが。。。体が慣れてしまう前に、ちゃんとコントロールしておかないと命が危ないです。しんどくなくてもちゃんと血糖値は見ておいてください。

焼き鯖が人気です!

Posted on: 日曜日, 12月 6th, 2015 in: クリニックより

黒門市場にできた焼き鯖の店と仲良くなってます。週に1-2度買いに行くし、ほかの人にお勧めするためにたくさん買っていくこともあるからです。

焼き鯖がこんなにおいしいものだとは、知らなかったのでみんなに食べてほしいと思います。体にいいからと言っておいしくないものを食べるのは反対です。おいしいものを食べないと!

鯖寿司もおいしいです。ある人は、鯖寿司だけあったら何もいらないと言っていました。それぐらい、鯖がおいしいのです。もともと、匂いが強いので味噌煮込みぐらいしか調理方法がないと思っていました。

味噌煮込みを何度か作ったことがありますが、あまりおいしいと思いませんでした。でも、鮮度がいいと匂いは全くないし、身もとろけるようにおいしいのです。

美容にも鯖がいいと聞いたことがあります。ミスコンに出るような人が鯖を食べているそうです。是非、美容と健康のために、黒門市場に焼き鯖を買いに行ってください!

インスリンの量の決定のために

Posted on: 土曜日, 12月 5th, 2015 in: クリニックより

自分のインスリンが枯渇している人は1日4回もインスリンを打たないとなりません。食事前に毎回打つことと、寝る前に基礎インスリンを打ちます。

食事前のインスリンは3回とも同じ量には出来ません。でも、一般的には同じ量で指導されているようで内へ転院してこられた方を見てびっくりしています。

人によって食べる量も食べる内容も違います。なので、人によって3回ともインスリンの量を変えないとならないのです。朝食後が血糖値が上がりやすく夕食後は上がりにくい人もいます。その逆もあります。

クリニックでは、いただいた血糖値の値をグラフにプロットして患者さんと相談しながら量を決めていきます。患者さん自身が微妙な量の変更もしなくてはならないからです。

こういった相談の場合とても時間がかかります。でも、それをしないから、無自覚性低血糖なんて起こしてしまうのです。うちの患者さんではありえない話です。

ナーシングホームという言い方

Posted on: 金曜日, 12月 4th, 2015 in: クリニックより

海外では老人ホームのことを”ナーシングホーム”といいます。ナースがいる場所という意味でしょう。実は、老人ホームというよりナーシングホームというほうが正しいのです。

老人ホームの多くは、看護師もいるし医者もいると勘違いされています。看護師はいますが、通常の看護師業務は行っていません。病院勤務が嫌になって勤務している人も多いです。

通常は昼間だけいて、夜間はいません。看護師の資格を持った人が日中だけ見てくれると思ってください。医者に関しては、週に1-2回半日程度です。各個人に置き換えると、月1回程度の診察です。

なので、通院しているのと同じ内容です。通院していればできる検査も往診ではできないので、通院より不利かもしれません。医者が常駐しているところはないと思います。

ところが、老人ホームの仕事をしていたころ、病院にいるのと同じと勘違いされている方が結構いたんです。ネーミングや施設の宣伝方法にも問題があったと思います。

緩和医療の難しさ。。。

Posted on: 木曜日, 12月 3rd, 2015 in: クリニックより

緩和医療というのは昔からあります。昔はターミナルケアと言ってました。緩和医療が一般医療と別枠になるまでは、外科医は当たり前のようにターミナルケアをしていました。

麻薬の使い方は、徐々に増やすのではなくて、倍量で増やしていく、効きすぎるぐらいのほうがいい。でも、効きすぎると会話もできなくなり、吐き気もひどくなる。

そんな中で、どう楽に過ごしてもらうかはいつも悩むところです。最終的には薬で眠ってもらうのですが、そのタイミングも難しいものです。

薬で眠らせてしまったら、後が長くないことも経験上解っているからです。理論的にはまだ行けるはずだと思っていても、ダメな場合もあります。

なぜ、そんなに早く亡くなったのか、悩んだとき、疎遠だった娘さんと連絡がついたと聞いて、やっと意味が分かったこともありました。安心したんだなあって思いました。

10日単位で投薬して薬剤師の負担軽減!

Posted on: 水曜日, 12月 2nd, 2015 in: クリニックより

女性薬剤師会で、自分たちの仕事は薬の数を数えることだけなのかという話題があったそうです。確かに、一日3回投与で4日分なら12錠だから、10錠のワンシートと2錠をだして12錠にする。

薬局の仕事も手伝ったことがあるので、こういったことが案外と大変だと良く知っています。慢性疾患なら、4週間分出すので、28日分、一回2錠なら56錠、5シートと6錠分をシートから切り取る。。。

端数の倍数を計算するのも大変ですが、もっと大変なのは、シートをはさみで切る事です。そんな作業に手をとられるより、もっとしないとならないことがあるはずです。

それで、私は28日の人は30日に変更、56日の人も60日に変更しました。多少手元で薬が余っているほうが、災害対策にもなりますから。

医者のちょっとした気遣いで薬剤師はかなり楽になりますよ!他の先生にもやってほしいって思います。患者さんのほうからも主治医に提案してみてはどうでしょうか?

1回飲んだらすむインフルエンザの薬ができるようです

Posted on: 火曜日, 12月 1st, 2015 in: クリニックより

平成30年には1回飲んだら終わりのインフルエンザの薬ができるようです。現在、1回で澄むのは点滴だけなので、内服薬ができたらいいですね。

そうなったら、自宅にいるだけでインフルエンザの検査ができて、陽性になったら薬を運んでもらえるようにできれば、インフルエンザの人が病院に来て人に移す事もなくなります。

インフルエンザのシーズンには感染した人が街中を歩くから広がるわけで、感染した人を自宅から出さないようにすることが一番いいと思います。

ところが、往診の対称にならないので、往診ができません。インフルエンザかもしれないとわかれば、市販で検査薬を買って自宅で検査をして陽性なら、往診で薬を出せばいいと思います。

インフルエンザのシーズンになると医療機関は感染防止のために別の部屋に入れたり違う出口から帰ってもらったり、本当に大変なんですよ。