高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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お酒の種類と糖尿病の関係

Posted on: 水曜日, 3月 15th, 2017 in: クリニックより

お酒の種類と糖尿病の発症率との間に関係があるような気がしていましたが、関係なかったそうです。調べられたのは、ビールとワインとウイスキーなので日本酒は入っていません。

糖質の多いお酒を好む人のほうが糖尿病になりやすいイメージだったので、ビールが一番だめかなと思っていました。ウイスキーは糖質が少ないので、いいのかなと思っていました。

しかし、どのお酒でも変わりなかったというのです。逆に考えると、ワインがからだにいいと言われていますが、それも関係ないということになります。

ワインを好んで飲んでいた人が糖尿病になりにくかったと言うデータも出なかったわけですから。どちらにせよ、飲みすぎはだめですけどね。

膝の水がいつの間にか消えていました

Posted on: 火曜日, 3月 14th, 2017 in: クリニックより

1月の末に、右ひざに水が溜まり、運動制限をされていました。外側半月版を痛めたようで、エコーで確認しました。痛みはあまりなかったのですが、膝を気にするあまり腰を痛めたりしていました。

見た目で、少し水が減ったのはわかっていましたが、相変わらず溜まっていると思って、冷える日などは少し痛かったりしました。

ところが、エコーで確認してもらうと、もう水はなくなっていたのです。それがわかって、一気に気分が楽になりました。控えていた、階段の上り降りも筋トレも再開です。

ちゃんと検査しないといけないなあって思いました。エコーの機械があるから、いつでも見れたはずなのに、自分のこととなるとめんどくさいんですよ。

舌下免疫療法は3年は継続しないとならないようです

Posted on: 月曜日, 3月 13th, 2017 in: クリニックより

花粉症やダニアレルギーの治療方法で舌下免疫療法というものがあります。アレルゲンにからだを慣らすという方法です。でも、すぐに効果が出るものではありません。

最近の報告では2年の継続ではだめだったそうです。3年は続けないとならないようです。そのあとはどうなるかというと、3年続けると中止後2年間は効果があるとのことです。

舌下免疫療法は認可を受けた医師しか処方が出来ません。私は、認可を受けていますが、開始時はアナフィラキシーの危険があるので、クリニックでは取り扱っていません。

病院で開始したあとの、継続投与しかできないのが現実なのです。バイト先の病院でなら、初めての方でも投与しますが、長続きしないのが現実だと聞いています。

透析が始まった患者さんが訪ねてきてくれました

Posted on: 日曜日, 3月 12th, 2017 in: クリニックより

若いときからひどい糖尿病で、治療をたびたび中断してしまったため、透析が必要になった方がいます。ぼちぼち、透析の施設に受診した方が良いよといいながら半年以上経過していました。

しんどいといいながら顔色もいいし透析がいる状態とは見えなかったのですが。。。尿毒症になったようで、吐いてばかりする状態になり運ばれたそうです。

治療が一段落して、退院したと報告に来てくれました。スタッフ一同、元気そうな顔が見れて、本当に安心しました。こういったケースでは転院してしまうので、来られることはないからです。

生活保護の手続きをした方が良いといっていたのですが、手続きを始めたそうです。ただ、生活保護になってしまうと受診していただけなくなります。

それでも、顔を見せに来てねっていいました。腎移植の候補に登録するようで、移植が出来れば再びはたらくことが出来るようになります。一時的な生活保護でも、未来があるんですよ。

理学療法士の学校に合格したそうです

Posted on: 土曜日, 3月 11th, 2017 in: クリニックより

バイト先で、看護助手をしていた男性が、理学療法士の学校に合格しました。3年間、働きながら通うそうです。看護師の助手をしていたので、医療の知識もあり、いいことだと思います。

現場で働くことなく、理学療法士の学校に行くと診察室でどんなことが行われているか、見る機会もないでしょう。卒業して、そのままリハビリ室に配属になると世間が狭いと思います。

その点、病気のことや検査のことを知っていれば、リハビリだけで通っていても、不具合の早期発見にもつながると思います。

今年は、鍼灸の国家試験を受ける友人もいます。合格していればいいなって、今からそわそわしています。

うまい菜っておいしいですよ

Posted on: 金曜日, 3月 10th, 2017 in: クリニックより

うまい菜ってあんまり売ってないのですが、揚げと一緒に炊くととってもおいしいのです。葉っぱは肉厚で甘みもあります。葉野菜にしては、大きな葉っぱと太い茎です。

あまり売ってないのは、あまり作られていないのかもしれません。おいしいのにもったいないなあって思います。私は、売ってるのを見かけたら多めに買って炊いておきます。

うまい菜以外でも、おいしいのにあまり売ってない葉野菜ににんじん葉というものがあります。にんじんが出来る前の葉っぱかもしれません。湯がいておしたしにするとおいしいです。

両方とも、売っているのを見かけたらとってもうれしくなるんですよ。

アイーリア手術というものを知りました

Posted on: 木曜日, 3月 9th, 2017 in: クリニックより

加齢黄斑変性に対する手術だそうです。最近、眼科はいろんな手術をしているなあと思います。実際には薬液を注射するだけなので、手術の扱いではないそうです。

ゆがんで見えるのが改善するそうですが、効果があるかどうかは人によって違うそうです。でも、ゆがみが消えたら楽になると思います。

ゆがんで見えているのかどうかは他人にはわからないので、この病気の方はつらいだろうなと思います。白内障なら、外から見てわかりますから。

手術扱いにならないという情報は、保険が利くかどうかを調べてわかったそうです。手術にはならないから保険金は下りなかったようです。

治療と仕事の両立を支援する試み

Posted on: 水曜日, 3月 8th, 2017 in: クリニックより

治療と仕事の両立を支援する試みが始まっています。企業のほうから、勤務情報を提供してもらい医者がアドバイスをするシステムです。

糖尿病でインスリン治療をされている方などには、非常にいい方法だと思いますが、糖尿病であることを隠している人が多いため、ちゃんと機能しない気がします。

一度、こういった診断書を作成したことがあります。腎不全で透析寸前の状況なのに、雇い主が信用してくれないと相談されたからです。

診断書を書いたので雇い主に渡したのだと思いますが、程なく透析になってしまい、どうなったかは聞けていません。もっと早くにこういったシステムが機能していればって思いました。

インスリン抵抗性の新しい指標

Posted on: 火曜日, 3月 7th, 2017 in: クリニックより

インスリン抵抗性の新しい指標として日本の大学からの提案が海外の有名な雑誌に採用されたようです。Cペプタイドから予測するもので、うちでも採用しようと思います。

糖負荷試験で、一般的に測られるのがインスリン値なのですが、採血条件によっては低く出てしまうので、不安定な値です。Cペプタイドのほうが安定しているので、変える方が良いと思っています。

ただ、いろんな指標がインスリン値で出されているため、Cペプタイド単独で測定するのは無理がありました。そこで、Cペプチド値からインスリン値を推測できないか、両方を測定してみています。

イメージ的には10倍すればいいのかなと思うようになりました。まだ、件数が少ないので、結論は出せないのですが、指標がCペプタイドに変われば、インスリンの測定をやめることが出来るのです。

糖尿病予備軍の間から心臓の血管は弱ってるそうです

Posted on: 月曜日, 3月 6th, 2017 in: クリニックより

糖尿病予備軍であっても、糖尿病の方と同じように心臓の血管が悪くなっているという報告がありました。それは、だいぶ前から言われているのになぜいまだにニュースになるのか不思議です。

糖尿病予備軍とは糖負荷試験の2時間値が140から200の間の人だそうです。ということは、糖負荷試験を受けてもらわないと予備軍かどうかもわからないわけです。

ところが、糖負荷試験はやる施設が減ったために、検査会社がグラフにするサービスを辞めてしまっているのです。それぐらい、すたれてしまっているのに、どこで受ければいいというのでしょうか?

この報告は循環器内科からの報告です。実際に心臓が悪くなった人を見ているから、予備軍でもだめだというのですが、糖尿病専門医はあまり関心がない分野です。だって糖尿病が多すぎるから。