高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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Posted on: 土曜日, 8月 14th, 2010 in: クリニックより

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欲が作り出す病気

Posted on: 木曜日, 6月 17th, 2010 in: クリニックより

欲が作り出している病気があります。

糖尿病です。
食べたいという欲を制御しないとこの病気になります。
人は一生に食べていい量が決まっているといいます。それを超えるとこの病気になるのだと思います。この病気になると、体のあらゆる所がむしばまれていきます。痛みもなく、症状もなく進行していきます。目、腎臓、足、神経など、ありとあらゆるものが同時に悪化していきます。症状として気づいたときは、元には戻れない状態になっています。体を維持しようとすれば、かなりきつい食事制限が待っています。失明すれば、物の味はわからなくなります。誰かに、何と知らせずに目をつぶった状態で、食べ物を口に入れてもらってください。臭いの無いものなら、なおさら何かわからないはずです。それほど視覚というのは大事なものです。透析になるまでに慢性腎臓病になりますが、たんぱく質をとらない生活になります。透析になればもっと食事制限は厳しくなります。血管もやられていきますので、ある日突然、脳梗塞や心筋梗塞になるかもしれません。それでも、死なない病気だから大変です。

同じようなことは、高血圧、高脂血症(脂質異常症)でもおこります。この3つの病気を合わせて、昔は成人病と言いましたが、最近は子供にも見られるようになったため、生活習慣病といわれるようになりました。付ける名前によって印象は変わります。欲がもたらした病気なので、そんななまやさしい病名ではだめだと思います。糖尿病は糖欲病、高血圧は欲血圧、脂質異常症は欲脂異常症などと、一目でわかる病名にすべきだと思います。

漢字は見ただけで意味のわかるとても素敵な言語です。その特性を生かすことで、病気の原因が分かるようにしたほうがいい、そう思うのは私だけでしょうか?

顔面神経痙攣

Posted on: 水曜日, 1月 27th, 2010 in: クリニックより

 目や、ほっぺがぴくぴくと勝手に動いてしまうことってありますよね。顔面神経がけいれんを起こしている状態です。疲れがたまった時に出やすいようですが、頻繁に出るようになると、要注意です。他人のことを気にしすぎている場合が多いと思います。笑顔を作らなければとか、悪く思われたくないとか、そういったことが顔に出てしまうようです。でも、他人って、案外何も見ていませんよ。人間みんな自分が一番かわいいんですから。他人が見ているのは、目の表情です。目が生き生きしているのか、目が死んでるのか、はたまた、目の奥で、よからぬことを考えているのか。。そういったことを目から探ろうとしているのです。対策としては、目の表情を鍛えてください。マスクをして、鏡の前に立って、笑ってる目とか怒ってる目、悲しそうな目、やる気満々の目などいろんな目の表情を練習してみてください。そうしてるうちに、自然とけいれんはしなくなります。だって、目は顔面神経と関係ないのですもの。けいれんを起こすようなことも自分自身のからだのアラームですから、からだが何を訴えようとしてるかを考えてみてあげてください。きっと、無理しないでと言ってくれてるのだと思います。

申し訳ありませんが、当分休診いたします。

Posted on: 土曜日, 1月 23rd, 2010 in: クリニックより

 今日、急きょ休診にしたので、何人かの方にご迷惑をおかけしてしまったと思います。申し訳ありません。もともと、精神的な要因が、身体症状として出やすいタイプだと聞いています。今回かなりきつい身体反応が出てしまったので、どれくらいで回復するか予想ができません。以前もこういったことがあったのですが、その時は和泉からの通勤だったので、何とかなったのですが、現在実家の都合で、大阪市内から通勤しています。そのため、現在の体調では、通勤自体に問題が出ると判断しました。メールサポートは引き続き行なっておりますので、不安なことはいつでもご相談ください。また、めどがつきましたら、報告させていただきます。

人の縁について。。。

Posted on: 木曜日, 1月 21st, 2010 in: クリニックより

当分の間、病気の話から離れてみようと思います。

人の縁について考えてみてください。山ほど人がいるのにその中の一人と何かで出会ったとします。別の人でもよかったはずですね。でも、その人と知り合ったことには縁があるのです。縁があるというのは、意味があるということです。無理に人と知り合おうとしても相手が嫌がりますよね、きっと。インターネットでたまたま見たホームページ、それにも縁があります。機械相手におかしいと思いますが、そこにも意味があるんです。縁というのは、相手に同じものを感じることだと思います。共感できるから知り合いになれるのです。このページを見て、医院に来ていただいた方にも縁があるんです。親子の縁と言いますが、これは単に血縁なので、人の縁ではありません。ただ、親は子供とであったことに意味を感じないとならないですし、子は親の子供として生まれたことに意味を感じないといけないと思います。一番意味のあることは、人の死だと思います。死のタイミングには何か意味があります。本人が意図せずとも、誰かに何かをいい残しているのです。私たちは、人の死から何かを学ばないとならないと思います。医者になってからいろいろな人の死を見てきました。人の死だけは、私たちでもどうすることもできません。助かるはずの命が助けられないことぐらいつらいことはありません。理論的には死ぬはずないのにと何度も思ったことがあります。医学では解決できない何かがそこにはあるのだと思います。人間も単なる哺乳類です。単に、考える力をつけただけです。それが邪魔していることが多く存在します。流れに逆らわないことが大事です。かといって何もしないでいいわけではありません。何もしなかったことの後悔はできません。失敗しても何かをしていくから、人間なんだと思います。

あけましておめでとうございます

Posted on: 月曜日, 1月 4th, 2010 in: クリニックより

本年もよろしくお願いします。

 痛みや不安から解放された生活を送れるように、今年も生活指導を含めた治療を行っていきたいと思っています。一人一人に合った治療や改善方法を、一緒に相談していければいいなと思っています。本年もよろしくお願い申し上げます。

ときどきおなかを触ってみましょう

Posted on: 金曜日, 12月 25th, 2009 in: クリニックより

 できれば排便後にあおむけに寝て、膝を曲げて足を立てておなかを触ってみましょう。何かゴリゴリと触れるようなら、またそれが常時同じ場所にあるようなら検査が必要です。引っ込んだり、場所が移動したりするようなら、心配いらないでしょう。検査といっても便を提出してもらって、便潜血反応というものを見ます。おなかの中のしこりで多いのは大腸がんです。私の身内の高齢者に大腸がんが見つかりました。彼女は高齢だからと市の検診などは受けていませんでした。おなかにゴリゴリがあると気付いていたようですが、相談しなかったようです。がんによって便が詰まってしまい、腸閉塞という状態で発見されました。おなかがパンパンに張って痛みが出る状態です。本人は便秘だと思い、下剤を飲んだようです。幸い近くの救急病院の機転がよかったので、クリスマスイブの夜に緊急手術をしていただき、事なきを得ましたが。。。知っていればもっと早く分ったことです。検診などに頼るより、自分の異変は自分で気づくことが大事です。ぜひ、ときどき自分のおなかを触ってみてください。

更年期障害ですませていいのでしょうか?

Posted on: 土曜日, 11月 21st, 2009 in: クリニックより

 40代になると何かと不具合を更年期障害のせいにしがちです。更年期障害は病気としては扱われにくいので、家族も大して心配をしてくれませんが、本当に更年期障害なのでしょうか?更年期に入ったかどうかは血液検査で、FSH(卵胞刺激ホルモン)とE2(エストロゲン)を測定すればわかります。更年期障害とされている中に、うつ病や低血糖症、糖尿病の初期、脂質代謝異常、血管障害などはっきりした症状がないものの、れっきとした病気が多く含まれていると思います。これらの病気は婦人科ではわかりにくいので、婦人科を受診される前に、ぜひ内科を受診されることをお勧めします。

体の中心はどこでしょうか?

Posted on: 日曜日, 11月 8th, 2009 in: クリニックより

 中心はおなかとイメージできますよね。腹筋が中心だと思います。特に腹筋運動でつける腹筋よりインナーマッスルが大事だと思います。スポーツはもちろん腹筋を絞めていないと重心もくるってきますし、日常生活でも同じことが言えると思います。重力に逆らって2足歩行している以上、そして一番重たい頭を体で支えている以上、歩くこと一つでも腹筋をしっかりしていないと足腰にも負担が出てきます。特に女性は腹筋が弱い人が多いですので、普段から心がけるようにしたほうがいいと思います。腹筋のインナマッスルを鍛える運動としてはピラティスがお勧めですが、習いに行っても短時間しかしないのであればあまり意味がないので、普段から腹筋に意識を集中して生活するほうが大事なのだと思います。また、腹筋は前にある腹直筋だけでなく、脇腹にも斜めに腹斜筋というのがありますので、おなかをギュッと絞るイメージで腹筋に力を入れることが大事です。こういったことは排便習慣にもつながっていきます。是非とも普段から実行してみてください。

低血糖症について

Posted on: 水曜日, 11月 4th, 2009 in: クリニックより

 消化のいいものを食べて、3時間ほどして手が震えたり、しんどくなったりしていませんか?ひょっとしたら反応性低血糖かもしれません。体がだるくて仕方がないとか夜も何度も起きてしまうなどの症状が低血糖から起きていることがあります。この症状の方の一部は、うつ病と診断されていたり、すぐしんどくなるため引きこもりを起こしている可能性もあります。検査は採血検査でできます。朝食をとらないで来院していただければ、糖水を飲んで、3回採血することで、糖に対する反応を見ることである程度の診断ができます。女性の方は生理前に検査したほうが反応が分かりやすいかもしれません。検査は予約制ですので、予約を取ってから来院ください。