高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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心不全パンデミック

Posted on: 木曜日, 8月 11th, 2016 in: クリニックより

先進国だけでなく、アジア、アフリカ含めて世界的に心不全が増えているそうです。それを、心不全パンデミックというそうです。

心不全は男性に多く、女性には少ないといわれます。血液検査ではBNPという値で見るのですが、高齢者ではもともとBNPが高い人がいてあてにならないようです。

心不全の発見は心エコーでEF値で見ます。左室駆出率といって血液を送り出す左心室の動きで計測します。ところが、収縮力があっても、心不全になる例が問題になってきています。

拡張不全といって、広がりが悪くなっているものです。そういった例が増えてきているそうです。心不全になるとどうなるかというとむくみだします。

体重が急に増えた場合、高齢者では心不全を疑います。なので、毎日の体重測定は心臓を守るためには重要なんです。

日本の巨大レジャー施設に行ってきました

Posted on: 水曜日, 8月 10th, 2016 in: クリニックより

日本に巨大なレジャー施設があることを知りませんでした。昔から名前を聞いたことはあったけど、行くこともなかったので知らなかったようです。

北海道に同じようなレジャー施設があり、最初に建ったホテルから徐々に大きなホテルを増やし、最終的にはメリーゴーランドをホテル内に作ったレジャー施設がありました。

創業者は最初に何を思ったのだろうと興味があります。はなみずきという木を植えて、公園を造ったと説明されていました。たぶん小さな遊園地だったのでしょう。

巨大レジャー施設になった今、働くスタッフもたくさんいて、大変だろうと思う一方で、創業者の夢はかなったのかなとあったかい気分にもなりました。

8月9月は産業医の講習があるので、のんびり旅行は出来ません。10月になったら、どこかに出かけたいなと思っています。

インスリンの注射薬はイースト菌から作られているそうです

Posted on: 火曜日, 8月 9th, 2016 in: クリニックより

インスリンの注射薬はもともと豚から抽出されていたようですが、大量生産が出来るようになって今のように普及したそうです。

菌に作ってもらっているとは知っていましたが、イースト菌が使われているとは知りませんでした。それで、調べてみるとメーカーによっては大腸菌で作られているそうです。

イースト菌なら、パンなんて想像していい気分でしたが、大腸菌だとなんだかいやーな気分になりますね。ただ、大腸菌といっても特殊なものなのでしょうけど。

くすりがどうやって作られているかは、普段あまり聞くことがありません。製薬会社から説明されるのは、化学式でこうなっているという説明ですから。

イースト菌と大腸菌では工場の規模がまったく違うようですが、どちらもコンタミゼーション(汚染)にはかなり気をつけないとならないそうです。苦労して作ってくれている薬を大事にしましょうね。

産業医をとる羽目になりました

Posted on: 月曜日, 8月 8th, 2016 in: クリニックより

産業医の資格はまだ持っていなかったのですが、とる気もなかったのです。ところがひょんなことからこの際とってしまおうということになりました。

講習を受けるだけで取れるのですが、7日間も受けないとなりません。丸々一日講習を受けるので、持つかなあと心配です。ところが、資格を取る気になったら、すでに仕事の依頼も来て。。。。

産業医が何をしているのか知らないので、勉強になるかなと思っています。産業医以外にスポーツ医という資格もありますが、これは整形外科分野になるので必要ないでしょう。

これが終われば、日本で取れる資格のほとんどを取ってしまったことになりますよ。

製薬会社の社員教育の講演を頼まれました

Posted on: 日曜日, 8月 7th, 2016 in: クリニックより

過去に、3回ほどしたことがあるのですが、別の会社からも頼まれるようになりました。糖尿病関連の講演の依頼ですが、普段データを集めているので、準備もさほどかからないでしょう。

学会発表にいや気がさして、医者向け講演会も嫌になり、一般の方向けの講演会もしんどくなって、結果、社員教育の講演だけ受けるようになったのです。

小さな会議室で、10名程度を相手に話しするので、アットホームで、それなりに意義のある会になっています。私には、そんな程度があっているようです。

身近には、大きな講演会を引き受けたりマスコミに出たりしている先生もたくさんいるんですけどね。マスコミは嫌いなので、絶対顔を出すことはないでしょう。

静かに、日々同じパターンで生活できるのが一番いいです。

ゲームが世間を騒がせているようです

Posted on: 土曜日, 8月 6th, 2016 in: クリニックより

ゲームが事故や事件につながると話題になっています。私自身は携帯電話は電話しか使わないし、ゲームもしないので、興味なかったのですが、報道を見てびっくりしました。

ゲームをする子供は、家の中でじっとしているため運動不足になります。ゲームがきっかけで外に出て、少しでも運動になるといいのではないかと思っていました。

ところが、外に出ているのは大人ばかりでびっくりしたのです。これでは、子供の運動不足解消にもならないし、それほど多くの大人がゲームをしていると思わなかったからです。

キャラクターは子供向けだと思うし、ゲームを作った人はこんなことになるとは思わなかったのではないでしょうか?

スマートフォンをずっと見ている人がいることは、電車に乗って知っていましたが、メールとかサイトを見ているんだと思っていました、でも実際はゲームをしている人が多いのかもしれません。

ハモ鍋がおいしいですよ

Posted on: 金曜日, 8月 5th, 2016 in: クリニックより

ハモの季節です。泉佐野漁港でハモ鍋用の生のハモを買ってきてうどんだしでハモ鍋をします。とっても柔らかくておいしいのです。

スーパーでゆがいたハモを買ってくることもあるのですが、ゴムのように硬くて、骨を感じることもあります。ハモの種類や鮮度も関係するのかもしれませんが、調理する人の腕もかなりかかわっていると思います。

泉佐野漁港は今の時期大変混むのですが、ハモだけは買いに行くことにしています。大きいハモは量も多いし値段も高いのですが、身が柔らかいので、なるべく大きいハモを買ってください。

食べきれなければ、湯どうししておいて翌日に梅肉で食べるといいでしょう。なべの具に今回はセリを入れてみたのですが、風味があっておいしかったです。

旬のものを旬の時期に食べるのは、おいしいこともさることながら、栄養分も豊富です。ぜひ試してみてほしいと思います。

講演会で新たな情報を知りました

Posted on: 木曜日, 8月 4th, 2016 in: クリニックより

インクレチン関連薬とアクトスの併用が膵臓のベータ細胞にいい効果を出すと知りました。確かに、ビデュリオンとアクトスの併用がいい効果が出ている気がしていました。

工学部出身のドクターが工学系と医学では学問としても大きく違うと話されていました。これには納得でした。医学では経験というあいまいなものが統計で数字化されていますが、症例報告という特殊なものも存在します。

私は、経験をデータ化して、ビジュアル化することで人を説得するようにしています。常にデータ集めをしています。大学で後輩の教育を長くしていたので、そんな癖がついているのかもしれません。

私の話を聞いて、新薬を使いだしたドクターって意外と多いんですよ。私の収入にはつながらないので、残念ですけどね。平日の夜の講演会は、開業医の夜診が終わったころから始まるので、終了時間も遅いです。

自宅に帰って、お風呂に入るのが精いっぱいなので、しんどいのですが、いやいやでも行くことで情報が得られます。勉強が好きではないので、講演会にでも行かないと勉強しないんですよ。

自ら、ご飯のかわりに豆腐を食べるようにしたそうです

Posted on: 水曜日, 8月 3rd, 2016 in: クリニックより

食生活の制限が出来そうに無い方に、あえて食事指導はしません。でも、自ら気が付いて変えてくれたことがわかりました。

医者は生活制限ばかり言いがちですが、言わなくてもみんなわかっているのです。言われたくないし、言われたら逆らいたくなります。

私は、あえて言いません。自分で気づいて変えたことを報告してもらうのみです。指導なんてされたくないと思っているはずの人が、指導を決めている現状。。。

それを決めた人は、素直に指導に従っているのでしょうか?疑問です。高校生のとき、生活指導の先生から怒られたら、別の方法を見つけて見つからないようにしたものです。

みんな、そんな経験があると思うんですけどね。。。

できるわけないから、こんなことになっているんでしょ!

Posted on: 火曜日, 8月 2nd, 2016 in: クリニックより

検診の保健指導の時の話です。検診で引っかかった人に生活改善の話をしないとならないのですが、開口一番に言ってしまった言葉が”できるわけないから、こんなことになってるんでしょ!”でした。

実際、薬を飲んでいて、インスリンも打ってたけど、打たなくなってしまった方です。当然、体重もオーバーです。インスリンを打たなくなった理由は知りませんが、多くは料金が高いことです。

放置すれば、透析になる話をして、透析になったら補助が出るのでお金がかからないという話までしました。透析にはなりたくないですよね。でも、なったとしても今は20年でも生きられますからと説明しました。

結局、私の提案する治療を受けてくれることになりました。今のままだったら、この先どんなことが起こるかを知らないから、いい加減なことをするわけで、それを知れば、ちゃんと治療を受けてくれるんです。

注射療法は、お金がかかるから続かない人が多いのです。その段階で、国が補助を出せば透析になる人が減るのに、それをしない国が悪いんだと思いますよ。