高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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薬がネットで買えるようになるようです

Posted on: 木曜日, 6月 12th, 2014 in: クリニックより

とてもいいことだと思います。特に、過疎地や山奥に住んでおられると薬局に行くのも大変ですから。特に、体調が悪いときに出かけるのは良くないですからね。以前、老人ホームの患者さんが目の前の薬局にも行けないとこぼしておられました。

グループホームなら、外出もできますが、老人ホームは気軽に外出はさせてもらえません。歩ける人には、グループホームの方がいいのですが、一般の方にはそういったことがわからないので、間違って入所させられているケースも多いと思います。

ただ、風邪という診断は自己判断なので、気をつけてほしいと思います。以前、久しぶりに風邪を引きましたと来院された患者さんは、実際には肝臓がんでした。黄疸が出ている気がしたので、腹部エコーをして判明したのです。

市販薬には必ず医療機関を受診するようにと書かれているそうです。自己判断で長期間使わないようにと注意書きはあるようなのですが、誰も読んでませんよね。症状に合わせて薬を選択しないとならないので、説明書きをしっかり読んでほしいものです。

便利になる世の中ですが、便利になればなるほど自己責任が増えてきます。その点を十分に考えた上で選択してください。

堺に救命救急センターができるそうです

Posted on: 水曜日, 6月 11th, 2014 in: クリニックより

堺には、救命救急センターがありませんでした。港が近いので、潜水病など緊急性を要する病気も出やすいのに、救命救急センターがなかったのだからびっくりしますよね。おまけに、政令指定都市なのに。。。。

当たり前にあると勘違いして思っていることってたくさんあります。大病院だからすべての病気を見てくれると思いきや、開業医に行ってくれと言われた人もいました。風邪ぐらいだったら、開業医に行ってくださいと言われるのもわかりますが、消化器疾患でそう言われたそうです。

最近はがん治療の相談も時々来られます。私は、がん医療から足を洗ったので、最新の情報は持っていませんが、わかる範囲で相談には乗っています。クリニックにはいろんな相談事が持ち込まれるので、いろんな人に相談しながら、解決策を探しています。

選択肢は複数あったほうがいいので、調べないとならないこともたくさんあります。でも、新しいことの勉強になるので、いいことだと思います。

スノーボードのインストラクター講習に行ってきました

Posted on: 月曜日, 6月 9th, 2014 in: クリニックより

スノーボードのC級インストラクター講習に行ってきました。講習の終了書があれば、申請すればC級インストラクターになれますので、スクールで教えることができるようになります。インストラクターの人数は6千人程度だそうです。

講習にはいろんな人が来ていました。インストラクターにはならず、パトロールの方をやりたいという方もいました。講習では生徒ができなかった想定で、どう指導するのかを寸劇の形で受講者が演じていきます。

突然言われて劇をしているにしては、みんなとっても上手な指導をされていました。関西の乗りなので、お笑いの要素も多くとても楽しかったです。私は、うまくできない生徒役をしたので、こけてみただけですがみな笑ってくれたので楽しかったです。

資格というものは取るまでは取るまではとても大きな目標ですが、取ってしまったら何てことないものになってしまいます。インストラクターについては、B級やA級がありますが、私は上を目指すつもりはないので、一段落ということになります。

でも、スクールで教えることができるのか不安でドキドキしますね。

名札は手作りなんです

Posted on: 金曜日, 6月 6th, 2014 in: クリニックより

スタッフの名札は私の手作りなんですが、気付いている方は少ないようです。筆で書いた文字をスキャナーで読み取って名札を作っています。来られた時、ぜひじっくり見てください。

昨日は、昼休みに書道の練習をしていました。検定試験があるので、教室で先生に習う前に練習をしていました。何点か、筆回しがわからなかったので、練習の時に先生に聞いてみようと思います。

書道は日本の伝統的な技術ですが、今は書ける人が少なくなっています。ある人は、昔、年賀状は全部筆で書いていたので、年に一度は練習になっていたけど、最近は年賀状も書かないから、練習する機会がなくなったと言っていました。

街中を歩いていると、創作書道で看板を書いている店が増えていますが、それも流行って言うだけで実際に店の人が書いたのではないでしょう。残念なことです。伝統文化を大事にしてほしいので、クリニックではいろんな企画をしています。

今月は、書道教室もありますし、糖尿病患者の会もあります。患者の会は自分だけじゃないんだということを知ってもらうために行います。私も、自己注射をしていますが、バイト先の事務長に自己注射してるとは知らなかったと言われました。

元気そうに見えても、いろんな苦労をしている人がいます。そんなことも知ってほしいと思います。日々、いろんなことを考えていますが、書を書いているときはそんなことも忘れて、墨のいい臭いに囲まれて幸せなひと時です。

特別養護老人ホームの現場が大変です

Posted on: 水曜日, 6月 4th, 2014 in: クリニックより

特別養護老人ホームでは医者の診察に対して診察料は出されなくなりました。点滴なども医者の往診日しか認可されません。週2日しか往診も無いのですが、現場と連絡を取りながら入所者の治療に当たっていました。

ところが、点滴や処置すら削られてくるようになったようです。高齢者はすぐに脱水になるため点滴はとても重要な治療です。ところが、国は高齢者への点滴すら必要ないと判断しているようです。

医療費を削減しないとならないのはわかりますが、削減するんであれば不必要な内服薬をやめさせることが先決でしょう。必要の無い薬を大量に飲まされている人がたくさんいますよ。それに手を付けないで、命をつなぐ点滴を削除するなんて言語道断です。

食事が取れなくなったら、当然内服薬も飲めなくなりますよね。ところが、鼻からチューブを入れて、内服が継続されている人までいるんですよ。飲めなくなった人に薬のほとんどをやめても特に何も起こりません。

変わらないということは必要なかったって事でしょう。最近は、口内崩壊錠が増えてきているので、飲めなくなった人でも崩壊錠があるものは飲ませることができます。でも、崩壊錠の無いものは飲めなくなったら必要ないって思います。

添付剤も増えています。でも、貼ると皮膚かかぶれて継続できないことも多々あります。内服薬と同じ作用の注射薬が無いことも多々あります。そういった場合、投薬をやめざるを得ません。

径鼻栄養やPEG、高カロリー輸液が普及している日本では、飲めなくなった人への投薬の問題はどこまでも付きまといます。どうすれば一番いいのか、日々悩んでいます。