米の消費量の低下が糖尿病を増加させたのでしょう
Posted on: 土曜日, 11月 9th, 2013 in: クリニックより子の50年間に米の消費量は半分になったそうです。その一方で50年間に糖尿病は40倍に増えています。関係ないわけないでしょ。特に朝食をパン食にしている人に糖尿病が増えている気がします。
クリニックでは朝食の重要性をずっと訴えています。旅館で食べるような和朝食にしないと、病気になりますよって。実際、糖負荷試験でそういうデータがかなり集まっています。糖負荷試験をすることで、食事の傾向までわかってしまうんです。
日本語は難しいもので、単に朝食は食べていますか?では不十分です。パンとコーヒーだけの人と、和定食のような朝食を食べている人では雲泥の差だからです。ところが、朝はめんどくさいからパンの方がいいと言います。
私は、和食の方が朝は楽にできると思います。パン食なら、コーヒーをわかして、目玉焼きを作らないとなりませんが、和食なら、ごはんはチンして、味噌汁はインスタント味噌汁に、乾燥野菜を追加して。シャケの瓶詰めと納豆を出せば十分です。そこに温泉卵でもあれば、最高です。
後の片付けも、簡単です。洋食なら、フライパンは洗わないとならないし、コーヒーメーカーも洗わないとなりません。大変じゃないですか。和食なら茶碗と味噌汁の椀を洗うだけです。
日本人は米で育ってきました。それなのに、米から離れだしたのが間違いだったのです。ごはんを食べると糖尿病になるなんて思っている人がいますが、糖尿病のベースは動物性脂肪だから、洋食なんです。欧米に多い病気だから、考えればわかることです。
自分の国の食文化をおろそかにしたから、糖尿病が急増するなんてしっぺ返しが起きているんじゃないでしょうか?