医療行為の一部を看護師へ 医師の業務軽減のため?
簡単な医療行為が看護師の判断でできるようになるそうです。でも、医師の業務軽減のためと言っていますが、そうではありません。看護師たちが大変なんです。たとえば、胃ろうチューブの交換なんて誰でもできる技術ですよ。ところが、医者にやってもらわないとならない現状では。。。。
看護師たちは、胃ろうチューブの交換をしてくれる医者を探します。内科系、整形外科系の医者は交換は出来ないと拒否します。それで、外科系の医者を探します。やっと見つけても、他の作業で忙しければ、後回し。。。。タイミングを狙って医師を確保し交換してもらいます。
そんなばかげたことに時間を取られるわけで、その間看護師はほかの業務ができなくなります。そうなると、具合の悪くなった患者を発見するのも遅れて、結果的に患者さんに迷惑がかかるのです。
点滴だってそうです。脱水かどうかは、現場にいる看護師の方がよくわかっています。現状では、医者を探して脱水であるという説明をして医者が納得してくれたら、カルテに指示を出してくれます。でも、理解しない医者もいるようで、その場合指示も出してもらえません。
指示がなければ、動けない病院では医師の判断が遅れたり間違ったりすると、患者さんの治療の開始も遅れてしまい、それが致命傷になることもあるでしょう。
簡単な処置は、看護師の判断でいいんです。看護師のほうがまともな判断していることも多々ありますから。
やっとだなあと思います。昔から、おかしいと思っていたことなので、本当にやっとだなあと思うんですよ。