新規開業個別指導について
Posted on: 火曜日, 7月 12th, 2011 in: クリニックより新規開業個別指導は、開業して半年目に行われます。これから開業される先生にどういったものかを情報提供しようと思います。
レセプトは開業から3カ月分のレセプトの中から、10名分を用意されています。その分のカルテを持参するように言われますが、カルテには当然、個別指導直前までの内容が書かれています。カルテの内容も、じっくり読まれるので、その点も注意が必要です。
指摘されることは、薬と病名があってるかどうか、検査と病名があってるかどうか、投薬内容が適切かどうかなどのようです。当クリニックでは、ほとんど検査をしていませんでしたし、投薬もごく限られていたので、指摘は全くありませんでした。
また、標榜科と違う内容の投薬も指摘があるようです。たとえば、整形外科で内科の処方をしているばあい、内科で処方してもらいなさいと言われるようです。また、患者さんが複数の医療機関にかかっておれば、そのレセプトも用意されているようです。他の医療機関への受診がないか、投薬を受けていないかをしっかり聞いておく必要があると思います。
多くは、改善するようにといった内容の文書が来て、どう改善したかの報告書を出さないとならないようですが、うちにはいまだに送られてきていないので、全く問題がなかったのだと思います。
一言で、アドバイスするとすれば、開業から半年間は、経営のことは後回しにして、最小限の医療だけをしてくださいということになると思います。当クリニックでは、食生活指導を徹底して行っていましたし、加算はなるべく取らない方針で行っていましたので、なにも指摘されることがなかったのですから。。。。