高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

糖尿病連携についての記事

新春の対談として、糖尿病分野のトップの清野先生と医師会のえらいさん、歯科医師会のえらいさんの記事が載っていました。内科、眼科、歯科の連携という意味ではとても素敵な内容だったのですが、問題点もわかりました。

糖尿病と診断されて、治療をしていたが、中断している患者さんの数です。6割が治療を継続していないそうです。その原因として、病院に行ったら一日仕事になるからだろうと書かれていました。

では、それをどう改善したらいいのかについては書かれていませんでした。結局、通院しない人は放置されるんですよね。それでいいんでしょうか?私たちはそういったことに対応するために、土曜の午後や月に一度は日曜診察をしています。

入院施設のある病院なら、時間外にも受診は出来ます。でも、時間外料金が加算されます。私たちのところでは、土曜の午後や日曜日でも時間外料金は頂いていません。検査も平日と同様に受けていただけます。

働いている人なら誰しも、休みが取れないということは深刻な問題です。企業は受診であれば、福利厚生だと考えて有給は使わなくていいようにしなくてはなりません。医療機関側は、ちゃんと予約時間を守って、支払いまでスムーズに済むようにしなくてはなりません。

予約を取って行っても、3時間も待たされてまだ時間がかかると言われて、怒って帰ってきた方がいます。私の友人ですが、予約自体も3カ月先になると言われ、3カ月も待って受診したのにです。怒って帰ってしまっても仕方ないと思います。

私の後輩を受診してもらっていたので、連絡を取り、検査の結果を郵送してもらうことにして、別の医療機関を紹介することにしたのですが、後輩の方は待つのは仕方ないことだと思っているようでした。

診察待ちに関しては、施設ごとの考え方もあるので、口出しはしませんが、そういう所へは二度と紹介は出来ませんよね。世の中は、コンビニがたくさん出来て、なんでも手軽にできるようになりました。そんな中で、医療だけは特別なんでしょうか?

病院は土日でも検査や診察が受けられるようにしないとならないし、それをするためにも、行政が協力しないとなりません。企業も福利厚生を旅行だとかレジャーに当てるのではなくて、健康維持のための病院受診に当てるべきでしょう。

それをしないというのであれば、まずはコンビニを使うなって言いたいです。

 

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