休診のお知らせ
Posted on: 日曜日, 7月 13th, 2008 in: クリニックより7/16 水曜日午後より 7/26 土曜日まで休診いたします。
ご迷惑をおかけします。
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冬になると乾燥肌でかゆみが出てくる方は夏の間からメンテナンスをしておきましょう。よく乾燥肌の予防でベビーオイルなどの油分だけ補給している方がありますが、それでは不十分です。乾燥を予防するには油分と共に水分の補給も重要です。お風呂上りなどに体がぬれている状態でベビーオイルを塗り、浮いてきた水分だけタオルでそっと吸いましょう。そうすることで皮膚に水分と油分が補給できます。また、その上からサランラップを少しの間巻いておくとより効果的です。
爪の変化から病気がわかる場合があります。
1.爪に白い斑点や白い線・・・外傷
2.爪に縦の溝・・・加齢、皮膚疾患(苔癬、乾癬)
3.爪に横の溝・・・爪の成長が一時的に低下(急性の発熱、マニュキュア、外傷)
4.爪が褐色・・・色素沈着(アジソン病など)
5.爪が黄色・・・抗生物質など
6.爪が白色・・・貧血
7.爪がぶ厚くて伸びない・・・爪の水虫(足の親指に多い)
8.ばち状指(指先が太鼓のばちのように膨らむ)・・・肺・肝・心臓病で起こることがあります
爪の変化だけで病気が診断できるわけではないので爪に異常が見られた場合は受診してください。
めまいの多くは季節の変わり目などに自律神経のバランスが崩れて起こります。1~2日で治まることもありますが1~2ヶ月続くこともあります。めまいが厄介なのは”次めまいが起こったらどうしよう”という恐怖感が強いことです。自律神経のバランスの崩れであれば、めまいを抑える内服薬や注射がありますのでご相談ください。また、いろんな病気の一部としてめまいが出ている場合もあります。めまいが続くようでしたら耳鼻科、脳外科で精密検査を受けてください。
1.回転性めまい
「天井がまわる」「体がまわる」「落ちていく感じ」「流れる感じ」
原因・・・
A.耳性めまい・・・メニエール病・突発性難聴・前庭神経炎・良性発作性頭位めまい症
B.脳性めまい・・・小脳の出血や梗塞、椎骨脳底動脈循環不全
2.浮動性めまい
「ふらふら」「船に乗った感じ」「雲の上を歩いてるみたい」「地面がふわふわする」
原因・・・自律神経失調症、不安神経症、高血圧など
3.失神性めまい
「目の前が暗くなる」「気が遠くなる」「引き込まれるような感じ」
原因・・・貧血、低血糖、起立性低血圧、不整脈
低血圧は収縮期血圧(最高血圧)が100~110mmHg以下の場合を言います。急に立ち上がった時や長時間立っていると血圧が下がりめまいや立ちくらみを起こす場合を起立性低血圧といいます。一般的に”貧血”と呼ばれますが、赤血球成分が減っている本来の貧血とは違います。
低血圧であっても何も症状の無い方と、倦怠感や朝起きにくいなどの症状のある方とがあります。お薬での治療はありません。水分不足になると血圧が下がりやすいので水分を十分に取ってください。朝の目覚めが悪い方は、シャワーを浴びるといいようです。
まれに何らかの病気で低血圧になっている場合がありますので症状が続く方は一度受診してください。
血圧が高いので降圧剤(血圧を下げる薬)を飲んだほうがいいですよ。と言いますと”血圧の薬は飲みだしたら一生飲まないとならないって聞くから、飲みたくない”とおっしゃる方があります。???どこからそんな話が出てるのでしょうか?
高血圧は生活習慣病だといわれています。塩分の取りすぎ、肥満、運動不足などなど。。。生活習慣を改めただけで治る方もあります。お勤めをされている男性の方などは定年退職後に血圧が正常値になって薬を飲まなくてよくなる方もあります。冬場に血圧が高くなるのでお薬が必要でも夏場は血圧が下がるので春から秋までは休薬される方もあります。ダイエットに成功して血圧が下がって薬を飲まなくてもよくなる方もあります。
血圧を下げる薬に依存性があるわけでもなく、薬は日々の血圧を下げているだけで、血圧が高くなってしまった根本原因は治してくれません。原因を治すのは自分なのです。”一生飲まないとならない”と言いふらしている方は、きっと”原因を治す”ことをされていないのでしょう。
血圧が高いと体のいろんな部分が傷んでいきます。世間のうわさに惑わされず薬を飲みながら生活改善をしていきましょう。
おなかの痛みは部位によって原因が違います。
①食後に痛み出す場合は胃の痛み、おなかが空いたときに痛む場合は十二指腸の痛みが多いです。いつも痛む場合は慢性胃炎かもしれません。
②胆石や胆嚢炎など胆のうの痛みが多いです。十二指腸潰瘍の場合も痛むことがあります。
③小腸の痛みが多いです。腸炎などのばあい、周期的に絞られるように痛みが出て、楽になるのは小腸が痙攣を起こしています。
④右でも左でもわき腹の痛みは腎臓の痛みの場合があります。尿管結石や腎盂腎炎などの場合に痛みます。
⑤虫垂炎(一般的には盲腸)の痛みが出ます。熱が出て、歩いても響いて痛い場合は手術が必要かもしれません。女性の場合は子宮付属器炎といって婦人科系の痛みの場合もあります。
あくまで参考なので、痛みがある場合は自己判断せずに病院を受診してください。

下痢の治療
下痢はなぜ起こるのでしょうか?腸の動きが早くなっている状態なのですが、腸の中に体にとってよくないものがあるため体から出そうとしているのです。ですから、薬で下痢を抑えてしまうのはよくありません。下痢の治療は水分補給が中心になります。水分は出来れば電解質の入ったものでスポーツ飲料などが好ましいです。下痢とともに電解質も失われるため、水やお茶だけ補給していると電解質異常を起こします。
食欲が無ければ無理に食べる必要はありません。体から悪いものが出てしまい腸の調子がよくなってくれば自然におなかがすいてきます。食欲が出てきたら少しずつ食事を始めましょう。始めは消化のよいものを食べましょう。おかゆやうどんが良いでしょう。繊維の多い食べ物(ごぼうやりんごなど)は便の量を増やして、下痢を悪化させるので避けておいたほうが良いでしょう。そしておなかはなるべく温めてください。
ただし、熱が出てきたときや腹痛が強いとき、下痢がおさまってこないときは病院を受診してください。
近所の松尾寺トンネルが5月10日に開通しました。
阪和自動車道の岸和田下り口から5分と近くなりました。
地図・アクセスのページ
http://hirai-clinic.sakura.ne.jp/access/