高血糖と低血糖のひらいクリニック

アクセス
内科/外科/糖尿病・内分泌内科/消化器内科/肛門内科/形成外科/ (予約優先) ひらいクリニック 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B-1号室 TEL06-6125-5350 FAX06-6125-5351

ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

Home >> 4月, 2014

新しい糖尿病薬の講演会に行ってきました

Posted on: 土曜日, 4月 5th, 2014 in: クリニックより

今年の春は、全く新しい考え方の糖尿病薬がたくさんの製薬会社から発売されます。それで、大阪府では製薬会社を集めて、2日間で説明会を行いました。普通は製薬が医者ごとに説明会が行われるので、画期的なことです。

公演会場はホテルの一番大きな宴会場が使われたので、プロジェクターも3台用意されていました。何人ぐらい入る会場かわからないのですが、かなり広かったのに会場は満員になっていました。

血液中に流れている糖を尿から出してしまうという新しい考え方なのですが、短絡的な治療になりがちで、根本治療にはならないでしょう。でも、糖毒性から抜けられない方に一定期間使うことは有用かもしれません。

糖尿病に関しては、大阪はいろんな新しいことを始めるようで、日本を引っ張っているそうです。東京ばかりが中心かと思いきや、大阪が中心になってるって嬉しいですね。

糖尿病治療がうまくいかなくて困っている方にはいい話だと思います。

大阪市指定医療機関講習会(感染症)に参加してきました。

Posted on: 木曜日, 4月 3rd, 2014 in: スタッフブログ

大阪市指定医療機関講習会(感染症)に参加してきました。結核指定医療機関対象の結核、HIVについての講習会です。

近年、結核やエイズに対する関心が低下し、それに伴う受診・診断の遅れが生じ、結核については全国で2,110人の人が亡くなっており(平成24年)、また、大阪市におけるHIV感染者・エイズ患者累計報告数は1874人(平成24年)であり、そのうち約2割がエイズ患者と報告され、この割合は増加傾向にあるとの事です。今回の講習会では、こういった状況を無くすべく、大阪市での結核およびエイズに対する感染予防対策、治療方法、予防の仕方、診断方法、など講義がありました。

結核とは「結核菌」を吸い込むことによって主に肺に炎症が起こる病気で、結核菌の混ざったしぶきや咳やくしゃみと一緒に空気中に飛び散り、それをまわりの人が吸い込むことによって感染します(空気感染)。感染即発症ではなく、健康であれば、人の体は免疫によって結核菌を抑え込んでしまいます。その人の体力が低下したり、他の病気になって免疫機能が働かなくなるなどして抵抗力がおちると、抑え込まれていた結核菌が再び活動をはじめ、発病する可能性があります。症状としては、風邪とよく似ており、せき、痰(たん)、発熱(微熱)などの症状が長く続くのが特徴だそうです。結核治療薬を服薬することで治すことができます。

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染によって引き起こされる病気で、私たちの体に自然に備わっている病気に対する抵抗力、つまり免疫機能が働かなくなる病気です。感染経路は、性的接触・血液感染・母子感染の3つで、日本では性的接触による感染が大半を占めます。初期症状としては、風邪と同じようだと言われていますが、全ての感染者に初期症状が出るわけではないそうです。HIVを体内から完全に排除できる治療法は今現在ありません。抗HIV薬によってウイルスの増殖を抑え、エイズの発症を防ぐことで、長期間にわたり健常時と変わらない日常生活を送ることができます。

上記は、講習会で説明を受けて知った内容なのですが、私は恥ずかしながら、結核・エイズについて病名は知っていましたが、ぼやーっと「咳が続く病気かな~。。。」「かかったら完治しない病気だよね~」くらいにしか思っておらず、自分には関係ない病気だと考えていたところがありました。しかし、この講習会に参加し、結核・エイズは、特別な病気ではなく、誰でも感染する可能性はあって、自分は関係ないとか、自分だけは無関心というわけにはいかないと実感させられました。正しい知識を持ち、将来健康で楽しい生活を送っていくためにも、感染予防、早期発見、早期治療の大切さを実感してもらえるよう、今後たくさんの人に伝えていけたらなと思っています。

4月になって、新たな仕事が始まりました

Posted on: 木曜日, 4月 3rd, 2014 in: クリニックより

昨日はさっそく院長回診。久々の回診はそれなりにおもしろいものでした。一気に20名の患者さんの主治医になったので、家族の方ともお話ししたり、忙しい毎日が始まりました。

院長をしてほしいという依頼も何度かあったのですが、私はサブが得意なので、トップの職は望んでいませんでした。今回は、新たに院長になられる先生が、学生時代の恩師だったと言うことからお手伝いすることにしたのです。

病院のこじんまり具合も気に入っています。一日中、階段を上ったり降りたりしているので、足も鍛えられて一石二鳥です。暖かくなり、桜の花を見ながら、すてきな春になったなあと思います。

誕生日が終わって、やっと落ち着いてきました

Posted on: 火曜日, 4月 1st, 2014 in: クリニックより

誕生日って嫌いなんです。子どもの頃は祝ってもらえませんでした。学校でも4月生まれなどは誕生日会を開いてもらえるのに、3月31日となると、春休みのまっただ中で誰も覚えていません。

その後も誕生日には良い思い出もなく、こんな年になってしまいました。友人も、誕生日にご主人がケーキを買ってくれないと憤慨していました。みんな、あまり良い日ではないのかなって思いました。

私が生まれた頃は、誕生日を変更して届けていたそうです。3月生まれは勉強について行けないから、4月生まれに変えていたそうです。私が生まれた病院はカトリックだったので変更はできませんでした。

小学生の頃は友達の話題について行けないし、何かと苦労があったように思います。私の父は会社を経営していたので、私が生まれた日は一番忙しい時期だったそうです。

今年の誕生日は普通の日でしたが、たくさんの友人からおめでとうというメールが届いて、何となく幸せな一日でした。ケーキもプレゼントもない普通の一日が一番良いのかもしれません。