南船場のひらいクリニックは閉院致しました。
糖尿病・内分泌内科/消化器内科/形成外科
ひらいクリニック
糖尿病・内分泌内科/消化器内科/形成外科
ひらいクリニック
南船場のひらいクリニックは2019年3月に閉院しました。
現在、複数の医療機関で、診療の再開、手術の再開を検討しています。Filed under: クリニックより
会場:公益社 西田辺会館
大阪市阿倍野区阪南町5-16-1(地下鉄御堂筋線 西田辺駅前)
通夜:9月30日(水)19:00から30分程度
告別式:10月1日(木)14:00~15:00
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当ひらいクリニックの院長 平井 今日子 医師は、
本日2020年9月28日に永眠致しました。
ご連絡が御座いましたら info@hirai-clinic.org まで。
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ひどい咽喉頭炎にかかり、食事ものどを通らなくなって、一気に体力が落ちた感じがします。現在は、食事もできるようになり、徐々に体力もついてきているのですが、ブログの更新は当面、中止しようと思います。次に再開するのは、コロナがいなくなってからのような気がします。
それまで、皆さんも健康に気を付けてお過ごしください。
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熱中症はどんな症状ですか?と聞かれることがあるのですが、回答に困ることのほうが多いです。よく、倦怠感、頭痛、めまいなどと説明されたりしますが、そんなはっきりした症状じゃないと思います。
どこからの症状かはっきりしないから点滴をして様子を見ましょうということになって、点滴をしたら元気になった場合、熱中症による脱水だったのかもしれませんねと説明します。それぐらい、あいまいな症状のような気がします。
熱中症になった方は水分が取れていないと思われがちですが、十分とっている人も多くいます。水分をとっても必要な場所にうまく使われないのかもしれません。そんなことから、熱中症って漠然として難しい病気だなって思います。
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肝臓が悪い場合、ウイルス性の肝炎、アルコールによるもの、脂肪肝などを考えるのですが、心臓が原因で肝機能障害になっている方がおられました。
心臓が悪く、血液がうっ滞することで肝臓に影響するようです。この場合、肝臓が悪いだけではなく、心不全の兆候も出ます。足がむくんだり、胸水がたまったり、心臓が腫れたりすることです。なので、肝臓が悪いからと言って、すぐ心臓を心配する必要はないと思います。
心臓が悪くなった場合の初期兆候として、足のむくみは重要な症状だと思います。痛くないため放置されている方が多いようですが、特に男性の足のむくみはちゃんと調べたほうがいいと思います。
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糖尿病で多く使われるようになったDPP4阻害剤で難治性の皮膚病が出ることがあると知りました。DPP4阻害剤は10年ぐらい前にできた薬ですが、副作用がほとんどないので糖尿病になって最初につかわれるようになりました。私も、多くの方に処方してきましたが、皮膚病を併発した方は見たことがありません。
類天疱瘡という皮膚病は難治性のようで、ステロイドを使って症状を緩和するようです。皮膚科の先生がステロイドを投与して、減量していくのを何度か見たことがあります。よくなったからと減らしていくとある時から急に悪化して、ステロイドを増量しているのも見たことがあります。コントロールが難しい病気だなという印象です。
類天疱瘡がDPP4阻害剤で起こっている場合があるということは、気にかけておかないとならないと思います。
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心斎橋の東急ハンズが閉店する報道を聞いて、一つの時代が終わったんだなという感じがしました。東急ハンズは20年前にできたようです。どれぐらい前だったか忘れたのですが、心斎橋のレーザー脱毛のクリニックに週一回勤務していたことがありました。片道1時間かけての出勤でしたが、休み時間に東急ハンズに行けることが楽しみで通っていました。
南船場にクリニックを作った時も、東急ハンズをよく利用していました。でも、100均ができてから、そちらを利用することが増えました。それでも、東急ハンズにしか置いてないものもあったので、重宝していました。東急ハンズは閉店するのではなくて、移転するそうです。そういえば、大型店舗の中に東急ハンズが入っているところがたくさんあります。心斎橋もそうなるんだろうと思います。
海外からの旅行客が観光バスで乗り付けて、買い物されていたようなので、大型店舗の中に入ると観光バスの動きも変わるなあと思います。寂しくなりますが、仕方ないことですね。
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中性脂肪が500以上あるときは院内検査ではなくて外注検査で正確な値を調べたほうがいいそうです。2000を超えている場合は遺伝性疾患やLPL自己抗体やGPIHBP1自己抗体を調べたほうがいいそうです。確かに、2000を超えている人に遺伝子異常が見つかったことがあります。
LPLを調べていると空腹時にヘパリンを静注して15分後に採血するようです。これは、専門病院じゃないと無理でしょう。LPL遺伝子変異セットというものもあるようですが、研究検査の部類なので、一般的には測定しないものだと思います。
LPLというのは中性脂肪を分解するもののようで、これが少ないと食事で入ってきた中性脂肪を分解することができないため高くなってしまうようです。脂質の話は奥が深いので、いつまでたっても慣れません。
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血糖測定用のセンサーは一般に販売できないものです。自己血糖測定のための機械など、センサー以外はネットでも購入できます。糖尿病で注射療法をされている方なら、医療機関でもらっていると思います。血糖値が心配で自費で機械を購入された場合、センサーは医療機関などで購入しなければなりません。
ところが、センサーをアメリカから購入するという方法で、ネットで販売しているサイトを見つけました。定期購入する契約をすれば機械は無償で提供されるようです。機械自体は1万円ほどで、実際に高いのは消耗品のセンサーなのです。なので、センサーを定期購入すれば本体を提供してくれるのだと思います。
センサーは治療薬でもないし、人体に害になるものでもありません。アメリカから購入する方法であっても、血糖値を気軽に測るほうがいいと思います。血圧計のようにどこででも気軽に血糖値が測れるようになれば、糖尿病の早期発見ができるようになるはずです。そんな日が来ないかなあって思っています。
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GLP-1製剤が自費でダイエットに使用されていることに糖尿病学会や医師会が警告を出していました。正常血糖の人に使うとどうなるのかがわかってないから危険だということです。GLP-1製剤は高血糖の時血糖を下げますが、血糖値が低いときは作用しないと言われています。血糖値が正常の人でも、低血糖を起こすことはないということになります。
はたして、GLP-1製剤に体重を落とす効果があるのでしょうか?脳のある部分に作用して、食欲を落とすという論文も出ているそうです。でも、糖尿病の方に使っていると食後血糖があまり上がらなくなって、結果、急激な血糖降下がなくなるので、無駄な食欲がなくなっているという印象です。
血糖値が安定することで食欲を減らしているのであれば、もともと食後血糖が高くない人には効果がないと思います。もし、GLP-1製剤で痩せることができた人がいるなら、すでに糖尿病になりかけていたのだと思います。