新薬の市販後調査に参加してみて。。。。
市販後調査は昔から行われていますが、昔は手書きでした。今は、ネットで登録と言うことになります。久しぶりに市販後調査に参加してみて、かなり環境が変わったなと言う印象がありました。
以前は、書類を提出すればそれで終わりだったのに、今回は何度も問い合わせがありました。内容を見た担当者が、疑問点を問い合わせてきたのです。それに答えていると、副作用と判断するように仕向けられます。
無効あるいは有害事象という選択肢が有り、無効だったから使用中止したと判断して選択しているのに、何度も有害事象じゃないかと聞いてくるのです。検査データもちょっと異常値が出ているだけで、有害事象じゃないかと。。。
検査会社によって基準値が違うので、こっちでは正常値等言う判断なのに、調査機関側では異常値の扱いだからこれもたまりませんでした。何度も答えているうちに、”副作用かも知れませんね”って言ってしまいそうになりました。
実際は、全く副作用も無かったけど、思ったほどの効果が無かったから、ジェネリックが出ている安い薬に変えただけのことでした。同じ効果なら安い方がいいに決まっているからです。
副作用が出たという報道を見るたびに、そういう方向に誘導したんじゃないかって思いました。