聞こえが悪いから変更になった名称、人工肛門。。。
人聞きが悪いからと人工肛門という名称がストーマと言うように変わっています。オストメイトというものも、ストーマのケアに必要な部屋などにつけられている名称です。
私の母も、人工肛門を一時的につけました。大腸がんのイレウスで手術をしたので仕方ありません。でも、手術が終わって、人工肛門をつけたと聞くと、きれい好きの母は嫌だと騒ぎました。
ネーミングから、お腹に肛門ができて、うんちが出て来るんだと思ったんでしょう。確かにお腹に穴は出来ますが、3cmぐらいの唇のようなきれいなピンク色の盛り上がりです。
母の場合、小腸の人工肛門だったので、出てくるものも便とは程遠い、においのない液体でした。便のにおいは大腸に入ってからつくものなので、小腸では匂いがないのです。
ピンクの唇のようなストーマには袋を貼り付けるので、液が出てきてもぬれる訳ではありません。袋に液が溜まったら、中身をトイレに流します。知ってしまえば、たいしたことがないのですが、ネーミングは重要ですよね。