喘息治療にニュージーランドがかかわっていたそうです
喘息治療で気管支拡張剤の乱用がよくないと聞いています。吸入薬で息苦しさが一気に取れるので、ついつい頼ってしまう薬だと思います。しかし、心臓への負担が大きいようで、喘息死につながっていると考えれれるようになったのです。喘息治療はステロイドの吸入薬中心で日々のメンテナンスが重要だと言われるようになりました。
喘息治療が大きく変わったことにニュージーランドがかかわっていたことを最近になって知りました。β刺激薬のベロテックという薬が喘息の死亡にかかわっていると判断し、保険適応から外したそうです。国をあげて喘息治療を変えようとしたそうです。その結果、喘息による死亡が減ったという報告がでて、世界を動かしたようです。
小さい国だからできたことかもしれませんが、のちのち、喘息の治療の考え方も変えてしまう大きな出来事だったと思います。保険適応から外せば使われることもなくなるので、よくない薬は適応から外したほうがいいでしょうね。