胸部レントゲンの直接撮影と間接撮影
検診結果を書くための指定の表には胸部レントゲンの絵とともに”間接・直接”と撮影方法を選択する項目があります。検診結果の判定の仕事が立て続けにあると覚えているのですが、ない時期が続くと忘れてしまいます。
一般的に胸のレントゲンと言えば直接撮影になります。では、間接撮影ってどんなものなのでしょうか?直接撮影は人とフィルムが接しているのですが、間接撮影は人とフィルムが離れているようです。レントゲンの装置との距離は直接撮影は1メートルぐらい間を開けますが、間接撮影はそれほど間を開けないようです。なので、バスなどの移動レントゲン車に向いていると思います。
間接撮影はレントゲンフィルムがロール状になっています。拡大鏡で見て読影するようで、私自身はやったことがありません。撮影にかかる時間も少ないようで、フィルムの保管も場所を取らないため検診では間接撮影が行われているようです。写真が小さいと診断に影響が出るんじゃないかと思いますが、そうでもないようです。
撮影方法については医者が直接オーダーしたレントゲンを”直接撮影”などと、こじつけで覚えるしかないようですね。