血糖のスパイクは体に良くないのです
血糖値が上がったり下がったり乱高下することが血管内皮細胞を傷害していると言われています。こういったスパイクは肝臓が悪い人に起こりやすいそうです。肝臓は血管内の血糖値を安定にするために緩衝材のような役目をしているようです。うまく働かなければ、糖分がすべて血管内に流れ込み高血糖を起こすそうです。
また、絶食中はグルカゴンの働きで、肝臓に蓄えていた糖分を放出して低血糖にならないようにしているようです。その蓄えも48時間しか持たないため、それ以降は低血糖に陥りやすいようです。肝臓が悪かったら、余力がなくなるって感じですね。
血糖値の変動が大きいと全身の血管を傷害するので、肝臓が悪い方は血糖値を時々測るほうがいいと思います。特に食後血糖が重要です。