味がしないのは唾液のせいかもしれません
食べても味がしないと訴えられる場合、唾液が少なくなっている可能性があります。では、なぜ唾液が出なくなるのでしょうか?薬によるものかもしれません。血圧の薬、消化器の薬、アレルギー、不安、睡眠などの薬は自律神経に影響が出るため唾液にも影響が出る可能性があるようです。
唾液が出なくなったら、出す練習をするようです。大き目の昆布に切り目をいっぱい入れて、一晩水に漬けた昆布だしで唾液を出す練習です。一日10回、口をすすぎ唾液を出す練習です。早ければ2週間で唾液が出てきて、2-3か月で回復するそうです。
唾液って、何気なく出ているように思いますが、食べ物を口に入れたときに唾液が増えないとパサついてしまって咀嚼できないのです。ものを食べるとき以外にも唾液が出ないと口が乾燥してしまって、何度も水分を取らないとならなくなります。唾液がないと口の中の粘膜も傷んでしまいます。
食べ物の味がしないというのはれっきとした病気だと思います。気になったら耳鼻科に行かれるといいと思います。唾液腺の病気もあるので、調べてもらったほうがいいと思います。