長時間労働で心筋梗塞1.6倍
長時間労働が心臓病を増やすことは知られていますが、具体的に数字が出たようです。11時間以上はたたいている男性が、9時間以内の男性と比べて心筋梗塞を発症する確率が1.63倍だったそうです。
長時間労働は糖尿病を増やしています。理由として、食べる時間が遅くなったり睡眠不足になったりするからだと思われます。糖尿病になれば全身の血管が傷ついていくので、心臓の血管も傷ついて心筋梗塞になるのだと思います。ただし、糖尿病のコントロールがちゃんとできていれば血管障害も進んでいかないと思います。
長時間労働から考えられるほかの理由は、脱水じゃないかと思います。昔、長時間労働だったこともたくさんあったのですが、ひどいときは血圧が下がってしまうぐらい脱水になっていました。そんな時は、水分を飲んでもおしっこで出ていくだけで体に保持できなかったと思います。脱水は心筋梗塞を誘発する大きな因子だと思います。
今回の研究では、長時間労働と脳卒中の関連はなかったとのことです。同じ血管系の病気なのに、どこが違うのかなって思います。働きすぎは心臓に悪いって覚えておきましょう!