ベットサイド型人工すい臓というものがあるようです
人工すい臓と聞いて、柔らかいものをイメージしたのですが、実際はモニター付きの機械でした。心臓の手術の後の血糖管理で使われるようです。心臓の手術で人工心肺を回すような手術をしたあと、血糖値の管理はスライディングスケール(とても複雑なスケールで一般的なものではありません)で行われていました。ところが、人手でやると高血糖と低血糖を繰り返していたようです。
人工すい臓は血管の中から血液を採り血糖値を測り、その値によってインスリンかブドウ糖を静脈に流すもので、瞬時に血糖調整を行っているようです。スライディングスケールは1-3時間に一回血糖値を測り、その値に応じたインスリンを皮下注射するので、血糖値の測定回数から違っています。
機械が血糖値を安定させてくれるなんて、違う世界の話のように思えますが、糖尿病で治療中の方は心臓手術となったら、お世話になる機械だと思います。元気なうちから勉強して知っておくことは大事だと思います。