子供の1%が高度肥満だそうです
子供の100人に1人が高度な肥満、10人に一人が肥満だそうです。子供の肥満が増えてきたとは聞いていましたが、それほど増えているとは思っていませんでした。原因として一つは親の世代の糖尿病が増えているからだと思います。
母親が糖尿病や肥満の場合、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になり膵臓からたくさんのインシュリンを出して対応するようです。そのせいで、高出生体重児となり肥満や糖尿病の原因になるようです。
一方で、母親が低栄養の状態だとおなかの中の赤ちゃんに行く血糖値も低くなり、赤ちゃんはなるべく糖質を使わないような状態(インスリン抵抗性)を作って体を守るようです。その場合、低出生体重児となり、少し太っただけで糖尿病になってしまうからだになるようです。
なので、おいしいものにあふれている今の世の中で、食欲に任せて好き放題食べている子供が糖尿病になっていると思っていたのですが、そうではなさそうです。出産するまでの親の行動がかなり影響しているようです。そんな環境で生まれてきた子供たちはかわいそうだなと思います。
子供の肥満を減らすためには中学生や高校生の時から栄養の重要性などを勉強してもらって、いつか来るだろう出産に備えてもらわなければなりません。これは、男女ともにだと思います。キャラ弁で盛り上がる前に親子で栄養の勉強をすべきでしょう。