救命救急の現場に出てみました
救命救急で有名な系列病院の一つにスポットで行ってみました。内科での依頼だったため、昔していた救急とは別物だとわかりました。私がしていたのは、外科系の救命救急でした。工場地帯の病院では切断肢などが運ばれてきていたので、救急外来はいつも血まみれでした。
最近、救急をしていた病院では、施設からの高齢者の搬送ばかりでした。それで、救急で有名な病院なら昔のような仕事ができると思ったのです。しかし、内科で救急を受けると結局は誤嚥性肺炎とか一過性の意識障害で高齢者がほとんどでした。今は、コロナの疑いがあればいちいち防護服を着ないとならないので、コロナが収束しないと救急の現場には戻れないなと思いました。
でも、久しぶりに救急の現場に出てみて感は鈍ってないなと思いました。余計なことをせず、輸液のみで様子を見るだけでも良くなってくる場合があります。余計なことをしすぎて悪くしてしまうよりよっぽどましです。救急の現場で働く看護師は相変わらず熱いなあと思いました。昔から、そんなところだけ変わらないのかもしれません。