糖尿病の新薬はまだでした
糖尿病の注射薬でいい効果が期待できる新薬が発売延期になり、その後どうなったか知りませんでした。発売当初の2週間しか投薬できない日本のルールに引っ掛かり、注射器本体の変更が必要になったので、いつ発売されるか全くわからない状況だったのです。ビクトーザは一本で0.9なら20日分、投与開始の0.3や0.6なら28日分以上になるのに、なぜ通ったのでしょうか?インスリンも一本で300単位あるので、開始時は4単位とすると300割る4日分になるわけで、14日以上になることは確実です。それなのに、なぜ、オゼンピックだけ通らなかったのかわかりません。
注射器はできたようなので、そのうち発売されるようですが、その前にGLP-1の内服が発売されそうです。同じ会社からの発売なので、どっちが先になっても影響はないと思いますが、社員さんたちは複雑だと思います。
日本独自の変なルールのために、世界では普通に使われているものでも日本では使えない検査、薬、機械などたくさんあるのです。新型コロナのことでも、ニュースで伝えられている内容と、医療の現場とはギャップがあり、まだこんなことしているのかと思います。