高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT検 査 脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

一度身についた技術はなかなか消えないものです

スノーボードのイントラ更新講習を受けるというと周囲がとても心配しました。病み上がりだし、そんな体力ある?って感じです。でも、からだに身についた技術というのは案外忘れませんし、1シーズン全くゲレンデに出ていないし、今シーズンも更新講習だけなので、いきなりゲレンデなのですが、講習は基本動作の復讐なので、周りが思っているような派手な滑りをするわけではありません。

どうも、スノーボードという言葉に気を取られて、イコール危ない運動とイメージしているようです。イントラ講習なので、初心者に教える教師役の勉強会です。なので、周りもイントラだらけで、こけたりしても、すぐ助けてくれるしアドバイスしてくれるし、大人の中に、子供が入ったような雰囲気になるんですよ。イントラなんですが、普段アルペンをはいているので、講習の時にはくフリースタイルの板と靴には慣れていませんから、初心者のようにこけるんですよ。

前回参加したときも、講師にも教わりますが、周りがみんな教えてくれるので、とっても楽しかったのです。普段はいてない板なので、出来ないと思っていた動きが案外簡単にできて、周囲から拍手してもらったり。。。。。手術など医学的な技術でも同じことが言えます。10年以上していなかったCV挿入という技術が無理かなと思いながらトライしてみると出来てしまったり、十数年は執刀していなかったがんの手術。後輩に手術指導はしていましたが、執刀してなかったのですが、どうしてもと頼まれて、一人で慣れていない看護師相手にやったこともあります。

理論的には可能な方法ですが、点滴で眠らせて麻薬で痛みを取り、それだけでは起きてしまうので、局所麻酔を併用して、乳がんの手術をしたことがあります。全身麻酔ができない場所だったので、循環器内科の先生に呼吸状態の監視をしてもらい、必要なら挿管してくださいとお願いして。。。。乳房全摘だけするつもりが、リンパ節郭清までしてしまったのです。所要時間、50分程度だったと思います。麻酔のほうが1時間程度しか持たないので、何とかクリアーした感じでした。

認知症の患者の手術は家族が24時間付き添いをしなければしないと言われ、頼まれてしまったのです。大きな病院はそういうところがあるし、リスクを冒したくないわけです。それを、中小の病院でやらざるを得なくなってしまうんです。どうなっているんでしょうね。。。

それより驚いたのは、最近少し勉強したから知ったのですが、乳房全摘だけでリンパ節郭清をしなければ、良性疾患の手術として扱われ、手術代金が相当安くなっていたということです。がんには変わりなくて、リンパ節郭清以外もがんであればかなり慎重に取り除くのですが、それを良性疾患の手術と同じ扱いをされるのであれば、やってられないって話ですよ。今更ながらに、リンパ節郭清までしておいてよかったって思いました。

患者さんはというと、いつも寝てばかりいる状態でしたが、手術前は両腕で胸を触らせないようにしていました。麻酔をかけて筋力が抜けてやっと術野が確保できたぐらいです。ところが、術後は胸を腕で隠さなくなったのです。認知症と思われ、ずっと寝ているように見えていたのですが、がんになっていることはわかっていて、それを隠していたんだと思います。それがわかったとき、手術してよかったと思いました。

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