教会はやっぱりあったかい場所でした
小学校がカトリックの学校だったので、子供のころからミサや聖歌に接していました。親は特に宗教には入っていなかったので、洗礼を受けることもなく、ミサで信者の方がパンを頂いているのをうらやましく見ていました。当時、洗礼を受けるのには親も関わり、ハードルが高かったのです。
中学で公立中学に移り、その後、身近に教会もなく今までミサに参加することもありませんでした。日曜日に仕事をしていたり、日曜日でも呼び出しがあったので教会があっても参加できなかったのかもしれません。
最近引っ越してきた地域には、いくつもの教会があります。教会にもいろいろあって、私はカトリックなので、カトリックの教会が安心できると思っていました。昔、義理のおばあちゃんがプロテスタントで、教会に行ったこともあるのですが、どうもなじめなかったのです。散歩と称して、毎日スーパーに買い物に行っているのですが、その道中で、いろんな教会を見ていました。
ある日曜日に、することもないし、天気もいいので、9時のミサに合わせて教会に向かいました。その道中で、友人と出くわし、びっくり。その友人に教会を教えてもらっていたからです。教会の仲間で恐る恐る行ったのですが、コロナの影響で、ミサはできない状況でした。でも、シスターは、子供のころに見ていたシスターとそっくりだし、遅れてこられた神父は、背筋も伸びて、神父さんという感じの方でした。私服だったので、神父さんと紹介されなければわからなかったと思いますが、でも、オーラはありました。
コロナの影響が終わってからだなと思って。帰ろうと思ったら、早速シスターから呼ばれて戻ると、初心者や信者になったけど教会から遠ざかっていた人を集めて、小さな集まりをしているので、参加されてはどうですか?というお誘いでした。ぜひ、参加したいと思います。と伝えて帰りました。帰り道で、マリア像を見て、小学生の頃を思い出しました。毎日朝と帰るときにルルドのマリア像にペコンってご挨拶していたのを思い出しました。
新しい人との出会いは何となくワクワクしますね。神社へお参りに行くのも好きで、神棚も飾っていますが、カトリックの独特な雰囲気は、子供のころの影響なのか、ほっとする場所なのです。日曜日の9時にミサに参加してみてはいかがでしょうか?信者さんじゃなくてもだれでも受け入れてくれるのが教会なのです。ミサに参加するのにお金も必要ないし、信者になるように強要されることもありません。ごろごろしがちな日曜日を充実したものに変えてくれるかもしれませんよ。
なお、コロナ感染が終息するまでミサは行われませんのでご注意を!