反応性低血糖の記事を糖尿病専門医が書いていました
反応性低血糖症はその病名すら知られていません。特に糖尿専門医は低血糖はよく知っていますが、それはインスリン治療などをしている人の話で、何も治療していないのに低血糖を起こす人に関しては無関心です。また、精神科で躁うつ病やパニック障害と診断されている人の中に、反応性低血糖症が多く含まれているのですが、そのことを理解する精神科医もほとんどいません。
今までも、この人なら理解してもらえると思って、詳しい話を持ち込んでも反応が無かったり、忙しいので協力できないと言われてきました。研究協力を快諾してくれた有名な施設でも、担当者がピントの外れたことを言うので、足が遠のいています。反応性低血糖症の理解が難しいのは、ピンポイントの採血検査ではわからないからです。時間経過と血糖変化の2次元のデータとしてみないと見えてこないからです。多くの医療は、ピンポイントしか見てませんから。
とりあえず、本当に理解されているのかどうか接触してみようと思います。今現在、私の病気でもある反応性低血糖症を一番理解してくれているのが、神経内科の先生なんです。研究成果が評価されて海外での研究生活が長かったからかもしれません。どうしたら、広く知ってもらえるようになるのかも意見を出してくれています。その内容は、地道に口答で発表していくってことなので、今更、学会での発表なんて嫌なので、実現していません。発表すればしただけ、参加費と交通費と宿泊費が消えていき、わけのわからない質問を受け、さらし者になるのですから、絶対嫌です。
最近知り合った精神科の先生も、反応性低血糖症について興味を示してくださったので、本当に理解してもらえたとわかって、ご本人の許可がいただけたら、HP上でもアナウンスしていきたいと思っています。とりあえず、もう少し調べてみますので、しばしお待ちを!