思い出の品を整理していてたどり着いた結論
子供のころから大学生ぐらいまでのいろんな品物を保存していました。子供のころのものは母親が集めていたのでしょう、成績表やいろんなものが出てきました。
驚いたのは、大学の成績表が父親宛に送られていたことでした。整理していてはじめて知ったのです。医師国家試験の模擬試験の成績表も出てきました。合格圏内でしたが、そんなものを受けた記憶もありません。
大学時代のものやバンドの記録、歌詞カードなども保存していましたが、見返すこともないと思い、捨ててしまいました。残しておこうと思ったのは、幼稚園と小学校の卒業アルバムぐらいです。
そのころまでの思い出だけで十分だと思ったからです。それ以降の思い出は必要ないと思いました。おかげで、ずいぶんすっきりしました。
震災や津波などで思い出の品をなくしたという話をよく聞きますが、なくす前に自分で処分すれば、無くす悲しみも持たなくていいなあって思いました。