アメリカ同時多発テロの後遺症
アメリカ同時多発テロの後遺症が今頃になって出てきているようです。当時、現場で救出活動をされていた人に障害が出始めていると聞きました。火災があったので、建築に使われているものが焼けることでよくない物質に変わって吸引したのかもしれません。
わたしが一番懸念するのは航空機に使われている燃料です。有鉛ガソリンは有害だとわかり、無鉛ガソリンに代わりましたが、唯一、航空機の燃料として残っているのです。これは、産業医の勉強で知ったことです。4エチル鉛と言う物質になるのですが、急性中毒では発狂して亡くなるそうです。
労働衛生コンサルタントの勉強のときには、2時かんびっちりこういう話を聞かされ、実際の患部の写真などを見せられたので、衝撃は強かったです。あまりにショックで、その日はしょんぼりしていたことを覚えています。慢性中毒は少量を持続的に吸収した場合に起り,初期症状は頭痛,不安感,興奮,悪夢を伴う不眠,易疲労性,吐き気,下痢など。さらに進行すると,人格変化,幻覚,不安感,昏睡などが生じるとのことです。
東北の震災のときも、友人が自衛隊機に乗って現場上空を飛んだために被爆したと聞きました。現場にいち早く駆けつけると言うことは、そういうリスクもあるんだなと思いました。イラクに隊長としていっていた友人もいます。予備自衛官になり、有事の際には現地に出向こうとしている友人もいます。
私は、災害現場に出て行くことは断念したので、大阪で出来ることをしていこうと思っています。産業医の仕事も始まるので、身を引き締めていかないとなりません。今日は、保育園の検診なので、子供たちに癒されてきます。