嚥下造影というものを経験しました
嚥下の機能が残っているかどうかを確認するために行なうもので、造影剤を加えた食べ物を使って行います。嚥下というのは、複数の運動が連動して行なわれます。
毎日簡単にごはんを食べていると思っていますが、複雑な運動の連動で出来ていることで、これができなくなると栄養が取らなくなって大変なことになります。
嚥下のためのリハビリはSTという資格ができています。資格ができて10年ぐらいしかたっていないようです。有資格者に任せられるのはありがたいことです。
嚥下の練習には時間と根気よさが必要なので、時間に追われている看護師や医者には無理でした。食べられるようになると人は一気に元気を取り戻します。
嚥下には歯のかみ合わせも重要です。かみ合わせに関しては歯科になるので、歯科との連携もしていく必要があると思います。やりがいのある分野だと思います。