CGM(24時間血糖測定)の保健認可が緩和されたようです
CGMは単なる検査なのに糖尿病専門医が2人以上常勤でいる施設という縛りがあり、とても開業医で保健認可をとれる状況ではありませんでした。
今回の改正で、二人という部分が一人でいいことになったようですが、相変わらずインスリンポンプの治療をしている施設という縛りがあります。
インスリンポンプは主に小児で行われています。成人でも適応になる人はたくさんいるのですが、医療費が高くなるので、導入に踏み切る人は少ないでしょう。
小児も医療費の補助があるから出来るわけで、成人になって補助が無くなったらやめてしまう人が多いそうです。CGMはインスリンポンプと連動させることが出来るためこういう縛りが出来ているのでしょうけど、単なる検査と考えると納得が出来ません。
CGMが普及すれば糖尿病の治療ももっと良くなるはずです。何をすれば血糖が上がってしまうか、本人が見て納得するからです。糖尿病治療が変わっていくためには、CGMを普及させることが一番いいことだと思います。