血圧と糖尿病と腎臓病の関係
アンギオテンシンⅡという血圧を上げる物質が糖尿病と関連があるようです。血圧を下げる薬でアンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬というものがあるのですが、それがインスリン抵抗性を改善するそうです。
糖尿病になる前に、インスリン抵抗性が出てくるのですが、その段階で腎臓の糸球体高血圧が始まり、腎臓の障害が進んでいくそうです。
インスリン抵抗性とは、インスリンをたくさん出してもインスリンの作用が十分発揮できない状況で、インスリンが効いてないと思ったからだは大量のインスリンを出します。
インスリンが高濃度になるとアンギオテンシンⅡが効きやすくなって、ナトリウムを再吸収するので、むくみやすくなって血圧も上がります。メタボの人は少量の塩分でもむくみやすくなるそうです。
とってもわかりにくいないようですね。でも、大事なことは、何でも連動しているということです。病気は単独で起こるのではなくて、何かひとつの病気になれば、裏でいろんなことが起こり始めているって事です。