クリニックに専念しないわけ
元々、病院勤務の空き時間にクリニックを開ける形で開設しました。病院では見れない患者さんをクリニックで診るためです。その後、病院勤務も転々として、特養などの施設往診などもして、現在に至ります。
クリニックに専念したらという話と、クリニックは閉じて病院の常勤になってくれという話が交互に出てきます。でも、どちらも納得できずに今の形を継続してきました。
昔は開業医と大学の非常勤講師を並行してやっていたので、大学に行けば後輩の手術指導までやっていました。なので、わたし的には病院とクリニックを並行してやるのは当たり前に思えるのです。
なぜ、どっちつかずの仕事になってしまうのかを考えてみたら、死と向き合う現場と死とは無縁の現場を並列でやってないと自分自身のバランスが取れないんだとわかりました。
今は、火曜日から金曜日までは死と向き合う現場を見ていますが、土曜日から月曜日までは死とは関わらず生活しています。そんな、おんとオフの生活がいいんだと思います。
次は泌尿器科の勉強をしないとならないなって思っています。泌尿器科の地域連携の会があるので出席することにしました。