母乳がマンモグラフィーの代わりになる時代になるかも
授乳期の乳がん検診は、マンモグラフィーが取れないため、エコー頼りになります。しかし、授乳期の乳房はエコーも難しく、ストレスがかかります。
海外で、乳がんになった人の母乳をがんがないほうの乳房からの母乳と比較して、含まれる成分の違いから、乳がんがないかどうか判らないか調べているそうです。
昔、乳頭異常分泌液のCEAを測ることで、乳がんの診断をする研究をされていた方がいらっしゃいました。その後、一般的な検査にまでなったからすごいことだと思いました。
その研究をされていた方は、大学の教授になられたと思います。今回の研究に協力した授乳期の乳がんの方が、えらいなあって思いました。
病気になられた方の協力があるからこそ、医学が進歩するのです。本当にえらいのは、協力した患者さんたちだと思いますね。