利尿剤が筋肉を減らしているかもしれない
利尿剤は、浮腫の改善、心不全の改善などで広く使われています。ところが、高齢者に使うと筋肉が減ってサルコペニアになる可能性があると報告がありました。
動物実験で、運動による筋肉の肥大が利尿剤で抑制されたというのです。確かに、サルコペニアなんて考え方は30年まえにはなかったと思います。
30年の間に変わったことといえば、お年寄りにもしっかり薬を飲ますようになったことでしょうか。30年まえには高齢者にたくさんの薬は出されていなかったと思います。
たくさん出されるようになって、飲みやすいようにと1回に飲む分を袋に入れて、いつ飲むかも書いてくれるようになって、お薬カレンダーに入れとけば飲み忘れることもなくなって。。。。
利尿剤が悪さをしているのかどうかはわかりませんが、ありえることだなって思いました。