透析寸前の判断に疑問
ある患者さんの相談を受けた中で、透析寸前の状態だということに疑問を感じました。腎不全になった場合、透析が必要かどうかはeGFRの値で判断します。
eGFRが30を切ると腎臓専門医に相談したほうが言いといわれています。ところが、実際に透析導入まで行った人を見ているとぎりぎりまで大丈夫なのです。
eGFRが2.9まで低下しているのに、本人は元気そうに見えます。さすがに、程なくして尿毒症に陥りましたけど。。
透析導入はさほど難しい話ではないのですが、医療関係者は透析と聞くだけで敬遠します。尿毒症というと怖いからでしょうか。
相談を受けた患者さんは、透析導入まで程遠く、まったく怖がる必要がなかったのです。透析導入がどれくらい先になるかも、グラフで算出できるんですよ。