善玉コレステロールは質が大事だそうです
HDLコレステロール(善玉コレステロール)は数字が高いからいいというわけではありません。でも、低いと脳梗塞の危険が増えてよくないのです。
善玉を増やすにはどうしたらいいかはよくわかっていません。魚を食べる、運動をするなどと言われていますが、それでてきめんに増えた人は見たことがありません。
同じ善玉コレステロールでも質がいいものじゃないとだめだとわかってきたようです。”コレステロール引き抜き能”というものが質になるようです。
引き抜き能とは動脈に出来たプラークを引き抜いて肝臓に運搬して、最終的には胆汁から便へ排泄する働きのことです。
残念ながら、コレステロール引き抜き能は研究施設で行っているもので、一般では検査できません。高感度CRPやsmall dense LDLなど詳しく調べる検査はどれも保険が効かないのは、残念ですね。