高齢者の薬の多さにやっとメスが入るようです
高齢者がたくさんの薬を処方され逆に体調を壊していると、やっと厚労省が動くようです。来年にはガイドラインが出るようです。やっとそこまできたかって思います。
薬が多いのに高齢者が文句を言わないのは、日本特有の親切心による薬の一包化に原因があります。朝昼晩と薬を一袋にまとめてくれているから、多いというイメージを持たないのです。
朝、昼、晩、それぞれ1錠ずつシート包装から出して飲めば、多いって感じるはずです。ところがその手間を省いたために何の薬を飲んでいるのかすら知らないのが現実です。
糖尿病で数種類の薬を飲まされて、インスリンまで打たされている人も、薬の相互作用で逆に悪化していて、薬を整理して、シンプルにしたら糖尿病が良くなってきたこともあります。
日本の医者は薬を減らすという方法を知らないんだと思います。これは、製薬会社が減らし方を教えないからだと思います。売ることしか考えていない製薬会社の責任でもあると思います。