飲酒量と認知症の関係
飲酒量と認知症の関係を調べたものによると、毎日缶ビール3杯以上飲むと認知症になりやすいという結果だったようです。
その一方で、毎日缶ビール1杯は認知症になりにくく、特に缶ビール半分が認知症になりにくかったようです。大酒のみが認知症になりやすいと思っていたのですが、そうでもないようです。
でも、考えてみたら、大酒のみはアルコール性肝硬変から肝性脳症になるのかもしれません。肝性脳症になると、早い時期では認知症と間違えられると思います。
血液中のアンモニア濃度を測ればすぐわかるのですが、一般的な採血ではやらない検査なので、見逃されているケースが多いという報告もあります。
認知症かなと思ったら、まずは肝臓の検査を受けた方が良いのかもしれません。