いつの間にか糖尿病が良くなっていた高齢者
糖尿病で内服治療を受けていた方に、いつの間にか良くなっていて内服が必要なくなっている患者さんを診ます。昔はありえなかったことです。
SU剤という昔ながらの糖尿病薬はすい臓をどんどん弱らすので、いつの間にか治るなんてありえなかったのです。ところが、最近の薬であるDPP4はすい臓のβ細胞機能を回復するといわれています。
ということは、糖尿病がましになる可能性が大いにあるのです。施設に入っている高齢者は年に1-2回しか採血されないまま、同じ薬を飲まされています。
飲まなくていいようになってるかもしれないのに、怖い話ですね。