血をさらさらにする薬の弊害が報告されました
血をさらさらにする薬は抗血小板薬とか抗凝固薬と言われるものです。脳梗塞や、心筋梗塞、下肢の血管の閉塞予防に使われるのですが、私も疑問を感じていました。
症状改善ならともかく、高齢者に予防目的で必要なのだろうかと思っていました。血をさらさらにするというと聞こえはいいですが、出血が止まらなくなる薬なんです。
脳梗塞は予防できても、脳出血になる可能性があるわけです。報告では出血の副作用で救急搬送された高齢者がかなりたくさんいたとかかれていました。
確かに、高齢者を寝たきりにならないように予防することも大事ですが、出血の副作用を考えても安易に使って良い薬だとは思えません。でも、ほとんどの高齢者は飲まされていますよ。