糖尿病の始まりは10年以上前からだそうです
糖尿病の始まりは筋肉などの末梢の組織のグルコースの取り込み量が減少するインスリン抵抗性の状態で、10年以上前から始まっているそうです。
初期の数年はインスリン分泌を増やすことで、血糖値は見かけ上安定しているようです。そうなるとすい臓のβ細胞はオートファジー機能をフル回転させて、β細胞を増やすようです。
この、オートファジー機能が結果的にβ細胞を弱らせて、β細胞の機能異常を引き起こすようです。また、インスリンが過剰に分泌されるとインスリンの品質管理をつかさどるところも弱っていくようです。
OGTTをするとインスリンをたくさん出して血糖値を正常化している様子がよくわかります。糖尿病が10年前から始まっていると聞いて、がん細胞と同じだなあって思いました。