糖尿病とコレステロールの関係
糖尿病には糖毒性以外に脂肪毒性があるといわれています。血糖値が高い病気に脂肪が関係することはイメージしずらいかもしれませんが、脂肪細胞が膨れてくると起こります。
膨れた脂肪細胞は良くない物質を出すとわかっていますが、LDLが高くてもインスリンを出すβ細胞が破壊されるそうです。
いずれも、酸化ストレスというものがかかわっているのですが、一般的に言われるストレスとは話が違います。糖尿病にならないようにするためには酸化ストレスを作らないようにすればいいのです。
また、α細胞もかかわっています。グルカゴンという血糖値を上げるホルモンの過剰な分泌でも糖尿病が悪化します。グルカゴンの分泌に反対の作用であるインスリンもかかわっているそうです。
いろんなことが絡み合って糖尿病になっていくのですが、重要なことは早期に糖毒性と脂肪毒性を軽減することだそうで、病気になる前から、ちゃんとした食事をしないとならないってことですね。