低血糖症状に関して
低血糖の症状として、冷や汗、動悸、顔面蒼白が生じるのは交感神経が刺激されてだそうです。あまり知らなかったのですが、頭痛というのもあるようです。
交感神経が働くのは、200から100などと急激に血糖値が下がったときで、そのときの血糖値の値には関係がないそうです。
一方でゆっくり血糖値が下がる場合は、交感神経の症状は出ずに、意識が混乱して人格が変わったりするようです。低血糖による事故はこっちのほうかもしれません。
実際に、低血糖による人格変化は見たことがあります。低血糖による意識障害は糖分がないと脳が働かなくなることより、オレキシンという脳内因子によるものだそうです。
オレキシンが不足すると眠気が出るようです。グルコースの不足ではないそうです。他にも意識がなくなることにかかわる脳内因子があるようです。
意識がなくなるほど血糖値が下がるのは、糖尿病治療が過剰になっている場合で、一般的な低血糖発作とは異なります。血糖値を急に上げなければ、急に下がることもないので、食べるものが重要ですね。