高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

腸内細菌と肥満、糖尿病の関係

糖尿病や肥満の人の腸内細菌には特徴があるそうです。悪玉が多いそうです。腸内細菌は指紋と同じように、誰のものか同定することにも使われるのかもしれません。

海外ドラマで、一度そういう場面を見たことがあります。船内のトイレの便を調べたら、5人分しかなかったので、他の乗組員はいなかったと判断されたものです。

実際に、指紋と同じだと講演会で聞きました。しかし、便を移植したら、肥満になったから、肥満は感染症かもしれないとか、糖尿病や肥満の人の便の解析から、悪玉が原因で病気になっている?とか。。。

指紋なのだったら、移植の話もおかしいし、糖尿病や肥満の人に悪玉が多いのは脂肪分を多く含む食事を好むからで、腸内細菌が病気にかかわるというのもおかしな話。。

腸内細菌は大腸の中に居るわけで、消化吸収とはほとんど関係ない場所です。小腸までの便はにおいがなく、無菌です。大腸に入ると匂いのする便になりますが、腸内細菌のせいです。

腸内細菌は毒素を処理しているらしいのですが、なぜ必要なのか私にはわかりません。でも、少なくとも腸内細菌が病気の原因ではなくて、その人の食事が腸内細菌に影響していると思いますよ。

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