肛門疾患の投薬にバリエーションをつけようと思います
肛門疾患には内服2種類、坐薬1種類とワンパターンでやってきました。薬で治すものではないので、重要視してこなかったのです。多くは治っていましたが、一部治りが悪い人が居ます。
それで、投薬にも幅を持たそうと考えました。肛門をきつく締めている方には寝る前にデパスを飲んでもらうといいかもしれません。筋肉を弛緩させるので、翌朝の排便にいいと思います。
便通に関しては大黄甘草湯だけ使っていましたが、高齢者にはあまりよくありません。高血圧を引き起こすことがあるからです。それで、麻子仁丸がいいかもしれないと思いました。
また、ゆっくり効いてくる防風通聖散は中高年にいいそうです。潤腸湯は軽症便秘にいいようで、腹部膨満感のある方には桂枝加芍薬湯がいいそうです。
大建中湯はおなかを温めて便を出す作用なので、便秘薬としてはあまりいいとは思いません。しかし、漢方薬はそのまま打っても変換されないので、ブログには不向きかもしれません。